去年のパリ

去年、石田ゆり子さんが映画の撮影でパリへやってきたときは、ノートルダム寺院が火災に逢う前でした。
石田さん、
「映画の撮影をパリでやっていて、(ノートルダム寺院は)もちろん健在でした」
MCの今田耕司さん、
「火事になりました」
映画『マチネの終わりに』
石田ゆり子さん、
「ジャーナリストの役で、取材をするのがここでした」
「あの撮影を機会に、英語とフランス語をならっているんですけど」
「セリフがあるからできるっていうのありますよね」
英語とフランス語を話している石田ゆり子さんの姿は、カッコいいです。(筆者)

アナザースカイⅡは、放送日から1週間以内なら、
日テレ無料TADA! で視聴可能です。
→ https://cu.ntv.co.jp/anothersky2_20191025/
30年愛する場所
今回のアナザースカイはフランス・パリです。
石田ゆり子さんが、30年前から愛する場所がパリ。
その理由を今回のアナザースカイで公開してくれます。
今田耕司さん、
「1年前に(パリで)映画の撮影」
「全てが大人の塊みたいな映画ですよね」
映画『マチネの終わりに』
東京、パリ、ニューヨークを舞台にした、音楽家とジャーナリストの深い愛のストーリー。
原作:『マチネの終わりに』平野啓一郎(芥川賞作家)
19歳のとき
石田ゆり子さんがパリを最初に訪れたのが19歳のとき。
今年50歳になる石田さんにとって、パリは30年前から愛する場所です。
石田ゆり子さん、
「パリの最初のきっかけは、19歳のときに仕事で」
「20歳の誕生日がそのときあって」
今田耕司さん、
「今回は(特別なことが)?」
石田ゆり子さん、
「今回は・・・50(歳)の」
「あまりいいたくなんですけど」
MCの広瀬アリスさん、
「みえない~」
「超かわいいですよ」
今田耕司さん、
「脅威だな」
確かに、石田ゆり子さんは50歳には見えません。
その若さを保つには、人知れず努力しているはずです。
でも、その努力のカケラも見せないところが素敵ですね。(筆者)
石田ゆり子さん、
「50の誕生日が(今回の撮影で)ちょうどはさまっていて」
「縁を感じる」
「なぜパリがこんなに好きなのか?」
「答えがわかったような気がした」
10月3日、30年前に誕生日を迎えて、そして再びパリで誕生日を迎える。
30年前に20歳の誕生日をパリで迎えて、今回は50歳の誕生日を同じパリで迎える、というのは、ただの偶然ではないかもしれません。
きっと、石田さんのパリに対する深い思い入れが、そうさせているに違いありませんね。(筆者)
プロフィール

出典:Instagram
石田 ゆり子
いしだ ゆりこ
1969年10月3日生まれ
東京都出身
女優
妹に石田ひかりがいる。
買い物は経験
石田ゆり子さんにとって、買い物はただの買い物ではなくて、経験とのこと。
なぜ経験というのか?
その理由がパリにあります。
レペット(Repetto)
石田さんがパリへ行くと必ず立ち寄るお店へ。
「バレーシューズが有名な歴史ある靴屋さんで」
「去年パリに来た時にも買った」
「バレーシューズをタウンシューズにした軽くて、柔らかくて、パリに来ると必ず買う」
広瀬アリスさん、
「大人だー」
買い物している石田さんの姿には、大人の女性という雰囲気が漂っています。
しかも、いいものを瞬時で選んでいくセンスには驚きですね。(筆者)
カディ&コー(KHADI and CO)

カディコットンのお店。
石田ゆり子さん、
「わたし布が好きなので、このお店が大好き」
「カディコットンと言います」
※カディコットンとは、インド植民地時代、ガンジーが国の自立や誇りの為に広めた手織り布。「自由の象徴の布」とも言われる。
「やわらくてきもちいい、洗ってもすぐ乾くし布ってあるだけで幸せ」
「女の人は絶対布が好きですから」
今田耕司さん、
「女の人は布が好き!?」
広瀬アリスさん、
「えっ、そうですか?」
女性のアリスさんが驚いているので、今田さんの言うことが当たっているのでは??(筆者)
石田ゆり子さん、
「とっても着心地がいいです」
今田耕司さん、
「いいモノへのこだわりが、多分すごいと思うな」
確かに、女性は布の感触が好きだということは良くわかりますね。
それに、素材へのこだわりは、さすが大人らしいです。(筆者)
クリニャンクール(Marché de Clignancourt)

審美眼にすぐれた石田ゆり子さんが次に訪れた場所。
パリ最大の常設蚤の市。
サッカーフィールド約10面分の面積という広さ。
広瀬アリスさん、
「これ、1日じゃ(回るには)全然たりないです」
石田ゆり子さん、
「モノが好きな方には楽しくてしょうがない所です」
今田耕司さん、
「建物の中なの?」
上空からの写真を見ると、いくつもの建物が折り重なっているようです。(筆者)
石田ゆり子さん、
「いろんなエリアがあるんです」
「こうやって、ただただ見ているだけが、ただ楽しんですよね」
石田さんは買い物するというよりは、その時の気分を楽しんでいるようですね。(筆者)
蚤の市を歩きながら、石田ゆり子さん、
「本当にほしいものに会ったらあれだけど」
「出会いはそうそう簡単に・・・」
ひたすら歩くこと3時間。
150年前に描かれた、ライオンの親子の石版画に出会う。
石田ゆり子さん、
「かわいいこれ、うちの猫に似ている」
ライオンと飼い猫を同じ感覚で捉える石田さんの感性には、
ファッションやアートなど、全てに通じるものがあるのでないでしょうか?(筆者)
買い物の哲学
石田ゆり子さん、
「物欲の塊だってことが、皆さんにバレて本当に恥ずかしい」
「買い物は必要なんです、生きていく上で」
石田ゆり子さんが大切にしている買い物は、経験と同じ。
金額の大小は関係ない。
心が動くかどうか、それで決める。
それが石田ゆり子さんの買い物哲学というわけです。(筆者)
石田ゆり子さん、
「お金って紙だから、紙がいっぱい残っているか、経験があるかは、経験に換えていきたい」
今田耕司さん、
「確かに幅広いんだけど、こういうのがやっぱ年齢感じさせないのかもね」
買い物をただ楽しむのではなくて、買い物の本質を考えて行動できるというのは、
確かに大人にしかできないことでしょう。(筆者)
石田ゆり子さん、
「やっぱり自分の好きなものって、パワーがありますよね」
パリを歩く
石田ゆり子さん、
「パリは散歩できる街なので」
「地図をたよりにてくてく歩いているだけで」
「本当にかわいいお店に必ずぶちあたるので」
石田さんは一人でパリの街を散策するほど、パリに慣れてしまっています。
仕事でパリにいて、時間がそれほどあるわけでないのに、限られた時間で散策しようとするほど、パリが大好きなのが伝わってきますね。(筆者)
今田耕司さん、
「前回の滞在は、映画の撮影なんで、一番長かったんですよね?」
石田ゆり子さん 、
「16泊」
長いといっても半月ですから、撮影以外で自由に動ける時間はそれほどなかったでしょう。(筆者)
モンマルトルの丘

撮影中はそのふもとに17日間滞在。
静かな住宅街にあるホテルに泊まったいた。
石田ゆり子さん、
「なんか可愛い街でしょ」
モンマルトルのふもとにある街の風景がまるで絵葉書のよう。
今田耕司さん 、
「あーもう絵になる」
今田耕司さんは、パリを訪れている石田ゆり子さんに対する、憧れとか、うらやましさを超えた感じです。(筆者)

一人歩きを楽しむ
石田ゆり子さん、
「一人で歩いて言葉に苦労したり、いろんな分かんないことにぶち当たって」
「それをクリアしていくのが、私はね結構楽しいですね」
「わりと一人で知らない街を散歩するのが、意外と好きですね」
一人でパリを歩くほど、石田さんはパリのことが心底好きなのが伝わってきます。(筆者)
ル・コック・リコ(Le Coq Rico)

パリ市内に3店舗を持つ。
看板メニューは、鴨の産地の仏シャランで育てられた特別なチキンロースト。
石田ゆり子さん、
「カメラなマンの方とか、照明の方が」
「すごく美味しいレストラン見つけたって、連れてきてもらった」
「何かにつけ(このお店に)来ました」
石田さんにとって、リラックスできるお店なのでしょう。(筆者)
「いただきます、あっ、ソース」
食べる前に特製ソースをかけるのを忘れないこと。
※特製ソース ローストする際に出る肉汁と鶏ガラで36時間かけて煮込んだソース
MCの広瀬アリスさん、
「わあー」
今田耕司さん、
「絶対うまいやん、これ」
MCの二人は、ただ映像を観て感動するだけ。
きっと心の中では、自分も食べたいと想っているのでしょうね。(筆者)
石田ゆり子さん、
「うーん、セボン、デリシャス」
「とっても味があるていうか」
「しっかり芯から味がする」
石田さんの味覚は、わりとシンプルなのかもしれません。 ファッションやアートの時とは、違った印象を与えてくれます。(筆者)
逢いたい人(ティボー・ガルシア)

ティボー・ガルシア(25歳)
出典:Twitter
世界的クラシックギターのギタリスト。
16歳でパリ国立音楽高等学校に入学、数々の国際コンクールで優勝。
2015年、世界最古のコンクールで優勝 。
今田耕司さん、
「あら、かっこいい」
広瀬アリスさん、
「若い!」
石田さんがアナザースカイⅡに出演する大きな目的が、ティボーさんに逢うことだったようです。(筆者)
石田ゆり子さん、
「(映画で)本名で天才ギタリスト役で出てくれているんです」
「その時は私はお逢いしていなかった」
「ただ、日本でコンサートあったときに、その行きました、東京で」
ディボーさんが石田さんの印象について語る。
「とても穏やかで友好的な出会いだったので、本当に嬉しかったです」
石田さんがディボーさんに質問。
「毎日どれくらいギターを演奏しているのですか?」
ティボーさん、
「パリ国立高等音楽院にいたときは、1日6時間練習していました」
「右手の指が弦を押さえないので、赤ちゃんみたいに柔らかく」
「でも、左手の指はとても硬いんです」
石田さんが触ってみると、
「全然違います!」
※BGM アルベニス曲:アストゥリアス
天才にお願いがあった。
石田ゆり子さん、
「まずアナザースカイっていうものを考えたときに」
「フランスに対して、敬意を表したいと想ったんです」
「それで一緒に『愛の賛歌』をティボーのギターで歌いたい」
石田ゆり子さん、
「わたし、ものすごい大それたお願いしたんだなって、今想うんです」
今田耕司さん、
「(ティボーさん)が言われたことないと想う、多分」
「伴奏でやるっていうギタリストでないもんね」
世界的なギタリストに伴奏をお願いすること自体、あり得ないことです。
でも、それを承諾したティボーさんは、心の広い方ではないでしょうか? 若くして世界的な存在になる人には、おおらかな心があるのでしょう。(筆者)
石田ゆり子さん、
「どうしても、フランス語で歌いたかった」
「『愛の賛歌』って国歌くらい、みなさんに親しまれている」
今田耕司さん、
「僕はやっぱり、美輪明宏さんのイメージですね」
確かに、日本人には、美輪明宏さんの『愛の賛歌』が印象的です。(筆者)
人類愛
石田ゆり子さんにとって、『愛の賛歌』は人類愛に近い感じだそうです。
「みんながパリのテロのときとかも」
「セリーヌ・ディオンさんがみんなの前で歌って、みんなが泣いたりとか」
今田耕司さん、
「そういう曲なんだ」
日本人には、この曲のことをなんとなく分かっているようで、分かっていない人が多いのではないでしょうか? 筆者もその一人です。(筆者)
石田ゆり子さん、
「なんかこうパリに敬意を表したかったんですが」
「結果的に、ティボーに大変なことをお願いすることに」
パリに敬意を表するというのは、とてもスケールの大きい表現です。
石田さんは女優としてだけではなく、人としてパリを心から愛しているからこそ言えるのでしょう。(筆者)
今田耕司さん、
「いやでも、今回はモンマルトルの丘でやるわけですね歌を、緊張するでしょ」
石田ゆり子さん、
「緊張を通り越して、自分が何やってるかわかんない」

50歳は怖くない
石田さんは20歳の時のパリ初訪問で、人生観が変わった。
「当時はまだ20歳の私には大人がすごく素敵な街」
「マダムが素敵で、年齢を重ねていくことが素晴らしいって文化があって」
「未来がバーっと開いているような気持ちになる」
石田さんは年を重ねることが怖くなくなり、それを美しいことだと想えるようになったとのこと。
「あれから30年、ようやくわかった」
「50代を迎える今こそが、大人の世界へと踏み出す本当の節目なのだと」
「最初はこの50歳っていう年齢がとても怖かったんです」
今田耕司さん、
「50(歳)怖いですよね!」
今年53歳になる今田さんにとっても、50歳という節目にはいろいろ感じることがあったのでしょう。(筆者)
石田ゆり子さん、
「さすがに何かが来るっていう感じがして」
「ああっていう感じもあったんですけど」
今田耕司さん、
「わかりますよ、すごい」
石田ゆり子さん、
「ただその年齢に縛られている」
「すごく日本特有なんです」
「向こうの人は年を重ねていくことが、すばらしいことだっていう文化が根っこにあるんですね」
海外、特にヨーロッパでは年を重ねることで、人生のステージを上げていくという、考え方があることは確かです。 若いときには見えなかったモノが見えることが、年を重ねる一番の楽しみなのかもしれません。(筆者)
解放してくれたアナザースカイ
私を解放した素晴らしき世界『アナザースカイ』がパリ。
石田ゆり子さん、
「まる30年後にこの節目にパリにいるんだっていうこの気持ち、本当に不思議なんです」
「パリって世田谷区ぐらいの広さしかないんですよね」
「この街に世界中から人が集まってくるんじゃない」
「それがなんだろうって、魔法がかかってるような気がする」
パリはなんとなく広いイメージがあります。 世田谷区ほどの広さしかないのを今回初めて知りました。(筆者)
ずっとパリの魔法にかかっている石田さんは、その理由をまだ見つけることができない。
石田ゆり子さん、
「でもそうやって、いろんな方が吸い寄せられるから、才能が集まってきて」
「なんかこう・・・キラキラしてるんです私にとって」
才能がある人たちがたくさんいて、お互いに刺激しあうことで、新しい才能が生まれる。 エネルギーが集まり、互い衝突したり融合したりしながら、輝きが放たれる街がパリなのでしょうね。(筆者)
カディ&コーのオーナー
カディ&コーでショッピングしている時、偶然お店のオーナー(女性)さんが入ってきた。
オーナーさん、
「大事なのは本当の美について考えること」
「その追求が私の魂なの、皆が気持ちよく過ごせるように」
今田耕司さん、
「デザイナーの人、まだまだ提供したいものがたくさん溢れでるような」
「なんかパワーがみなさんあるというか
「才能の中に自分がいたいというのも凄くわかりますよね」
「気持ちいいというか、楽しいですよ、刺激がね」
芸人としての今田さんも、その才能の中でいたい気持ちが強いタイプではないでしょうか? 自分の才能の中にいる感覚は、その人だけが分かる楽しみになのでしょうね。(筆者)
8年前のアナザースカイと比較
石田ゆり子さんは、アナザースカイは2回目の出演です。
8年前に中学生時代に通っていた台湾の学校での話が紹介されました。
石田ゆり子さん、
「中学校の間、3年間台湾に親の仕事の関係で住んでたんです。」
前回との違い
石田ゆり子さん、
「台湾は過去に向かってたけど」
「パリは確かに先に」
「そういう感じします」
2011年のアナザースカイでの台湾では、過去と向き合った。
台湾で靴店での言葉が印象的です。
「素敵な靴は、すごく素敵な場所へ連れて行ってくれるっていう言葉があって」
「私はそれを結構信じています」
石田さんは昔から旅の大切さを深く理解していたことが、この言葉からわかります。(筆者)
モンマルトルの丘で歌う
ティボーさんの伴奏で「愛の賛歌」をフランス語で歌う。
広瀬アリスさん、
「映画のワンシーンみたい」
モンマルトルの丘のベンチに座って、パリの街を眺めながら、世界的なギタリストの伴奏で、『愛の賛歌』を歌えるなんて、これ以上の幸せはないでしょう。(筆者)
俳優を続ける理由
石田ゆり子さん、
「仕事に対する姿勢、何年やってても、自分はまだまだっていつも想っていて」
「そこは変わんないですね」
「周りに素晴らしい先輩方や後輩たちも、素晴らしい人たちが上がってきますから」
「その中で私も素晴らしい世界を見たいとか、そういう気持ちはありますね」
才能ある人たちに囲まれていたい、という気持ちが強いからこそ、自然とその中に自分を置くことができるのでしょう。 強い想いを持つことの大切さを、石田さんから教えてもらったような気がします。(筆者)
パリが好きな理由
石田ゆり子さん、
「だからやっぱり才能がいっぱい集まっている所だから」
「(パリが)好きなんだと想います。」
「才能ある人たちの中にいたいという気持ち」
役者であり続けることは、石田ゆり子という人生を輝かせること。
こっから先
石田ゆり子さん、
「この辺でいいだろうって、どうしても想いがちな年代でもあるんですが」
「でも、こっから先に人生の楽しみが、全部詰まってるんじゃないかなと想いたい」
誕生日
アナザースカイⅡからのサプライズ。
撮影最終日の夜、バースデーサプライズを行った。
ケーキを持って登場したのが、世界のパティシエ青木定治さん。

青木 定治
あおき さだはる
1968年7月1日生まれ
愛知県出身
パティスリー・サダハルアオキ・パリのシェフ
今田耕司さん、
「うわー、すごい!」
世界のパティシエが自らケーキを運んできてくれる、というだけで一つの番組になるくらいです。
今田さんが驚くのも当然ですよね。(筆者)
パリで歌う別の理由
石田さんがパリで歌いたかったもう一つの理由とは?
石田ゆり子さん、
「自分何か一つ挑戦できないかって想った気持ちが」
「これ(歌いたい)をやりたいって自分で言ったんですけど」
「やはりこの年齢になって何かこう世界にたいして、責任を感じるというか」
「もう私たちの世代が何かを変えていかないといけないというか、想いません?」
今田耕司さん、
「そうですよ、50(歳)になったとき、自分がここでこうしないと、下が迷惑するやろなとか」
「それあんまり言い出すとね、吉本問題になってくるんでね・・・」
「なかなかデリケートな話には、やっぱ50(歳)のとき僕も言ったんですけどね」
「なかなか敵も強くてね~」
今田さんはここで(吉本へ?)何かを言いたいようですけど。
そこはじっとガマンしているみたいですね。(筆者)
50歳にあるもの
今田耕司さん、
「何かありますよね。50(歳)ってね」
「ここから一回まず自分がそうしないと・・・」
石田ゆり子さん、
「そうですね、若い人たちを応援したいというか」
「自分に子供がいなかったり、結婚してないんですけど」
「そういう自分の責任として、社会に出ている後輩たちを育てたい」
「育てたいというのはおこがましいですけど」
ずっと独身で、仕事を優先してきた石田さんが、50歳を迎えて素直に感じることが、後輩を育てたいという気持ちなのでしょう。(筆者)
石田ゆり子さん、
「私がパリを好きなのは、いつでも今が一番若くて」
「ここから先に楽しいことがあるよって」
「そういうことを教えてくれるので」
今田耕司さん、
「自分があそこにいたときにこんな絵になるかなとか」
「比べちゃうんでしょ?」
広瀬アリスさん、
「はい、わたし実はそれを想像しながら観てたんですけど」
「今の私には無理だなって想いましたね」
「すごく大人な感じで、本当こうそうなりたいなって純粋に想いました」
24歳の広瀬アリスさんが30年後を想像してみるのは、まだ難しいでしょうけど、
それを夢見ていけるようになると幸せでしょうね。(筆者)
今田耕司さん、
「アリスちゃんみたいな世代の人が」
「なんか自分も年齢を重ねたら、石田さんみたいな人生を歩みたいな、とかねそういうお手本はね」
石田ゆり子さん、
「いやいや、私なんかお手本じゃないですけど」
「でもね、本当に今からすばらしいことがいっぱいありますから、楽しんでほしいですね」
「お母さんみたいな」
まるで石田さんが広瀬さんのお母さんみたいな雰囲気です(筆者)
歌の感想
ここでティボーさんの伴奏で歌った『愛の賛歌』の感想が話題に。
今田耕司さん、
「ほんとうに(歌を)堂々とやり切ってましたから」
広瀬アリスさん、
「映画です」
今田耕司さん、
「緊張してたんですか?」
石田さん、
「すごい緊張してました」
緊張してたのは確かでしょう。
でも、映像からはその緊張が全く伝わってきていませんでした。
さすが女優さんですね。(筆者)
結婚は?
今田耕司さん、
「すごいナチュラルに、なんか恋人同士がやってるみたいに見えましたよ」
「(石田さんと)フランス人の彼氏とか似合うもんな」
「えっ、どういうひと?とか言われません!?、友達とか!?」
石田ゆり子さん、
「むしろ言われません」
「親も何も言わなくなりましたし」
今田耕司さん、
「石田さんは全然大丈夫ですよ」
「石田さんは、って言うたら、誰か敵に回しそうですけど」
石田ゆり子さんの美貌があれば、いつでも結婚できそうです。(筆者)

希望のアナザースカイ
石田さんにとってパリはどんな場所ですか?
「未来に対しての希望を与えてくれる、宝石箱みたいな」
「なんかこう、いつもあります」
「とっても幸せな気持ちになります」
石田ゆり子さんにとってパリは、人生を楽しみながら未来を見つめる場所なのでしょう。
見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
→ アナザースカイの再放送はあるのか?
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