アリスさんの先輩
今回のゲストの北乃きいさんは、MCの広瀬アリスさんの事務所の後輩。
寮で一緒に住んでたこともあったとのこと。その時、二人でカラオケに行く約束をしたまま行けてない。
広瀬さん、
「一人ではめちゃくちゃ(カラオケに)行きます。恥ずかしいんですよね、人と歌うのは」
北乃きいさんの方が後輩なのに、なんとなく広瀬アリスさんの先輩のような話し方をするほど、北乃きいさんには貫禄が感じられます。(筆者)
プロフィール
北乃 きい
きたの きい
1991年3月15日生まれ
神奈川県出身
女優
2005年に14歳でHana*chu(主婦の友社)のモデルになり、その後ドラマ(恋する日曜日「夏の記憶」)に出演。
小樽運河

北乃さん小樽の運河で船に乗りながら、
「なんか恥ずかしいだけど」
「プライベートっぽくなると恥ずかしくなっちゃう」
「役に入れば何でもできます」
小樽オルゴール堂
<https://www.otaru-orgel.co.jp/>
一人旅で行くところとは?
オルゴール堂のような場所だけでなく、
北乃さん、
「渓谷とか、風穴とか、一人で行きます」
一人旅だと自分の思い通りの場所へ行ったり、時間を過ごせたりするので、ストレス発散になるでしょう。アナザースカイのゲストにも、よく一人で旅したことを大切な思い出にしている人がたくさんいます。(筆者)
食リポが下手!?
毛ガニを食べたことがない北乃さん。

初めて食べた感想は?
「お酢を付けてるのに甘い」
食リポが下手だという北乃さん、
「身はホロホロ系」
「柔らかい」
MCの今田耕司さん、
「確かに食リポ下手そやね」
食リポが苦手というゲストは、意外もアナザースカイによく出てきますね。(筆者)

祖母との思い出
北乃さんはおばあちゃん子で、幼い頃、祖母と北海道を訪れたことがある。
北乃きいさんのおばあちゃんにとって、大切なお孫さんで、とても可愛がってくれたのが想像できます。(筆者)
ハルフウェイ
小樽は映画「ハルフウェイ」の撮影が行われた場所。
当時16歳だった北乃きいさんがヒロ役で出演。
広瀬アリスさんが大好きな映画。
「10代の時、事務所で一生観てました」

ハルフウェイ(HALFWAY)
主演:北乃きい、岡田将生
監督・脚本:北川悦吏子(この作品が初監督)
高校3年生のラブストーリーの舞台が小樽だった。
北乃さん、
「最初のシーンで出てくる坂です」
「自転車で走ってましたね」
転機となった作品
北乃さん、
「自分のお芝居の考えを変えてくれた作品ですかね」
ハルフウェイは全てがアドリブだったため、
「自分から出てきた言葉だけで進んでいく」
「自分が行きたい方向に行ったら、カメラマンさんが付いてきてくれるっていう環境が」
「今思えばすごく贅沢で、フィルムだったんで、フィルムチェンジまでカットがかからない」
「フィルム一杯使っていいっていう、贅沢な環境でヒロを演じられて」
「今までドラマとか映画で演じさせて頂いてきた環境とは、全く異なるものだったんで」
自分の言葉がそのまま映画で使われる訳ですから、役に入り込んでいても、自分がその中にいるという不思議な感覚を覚えたのではないでしょうか?(筆者)
2週間で撮影
わずか2週間で撮影というのは映画では異例なことだった。
北乃さん、
「初日に(監督の)北川さんがお芝居を見て」
「『もう台本いいよ見なくて、このセリフももう言わなくていい』ってなって」
「毎朝ベースだけくるんですけど、紙一枚に、『テニスコートで二人で話してる、東京のことについて話してる』とか」
北乃さんは必死に役を作りこんだ。
タイトルもアドリブから生まれた。
北川さんが「Halfway(途中)」という英語の発音を、間違えて「ハルフウェイ」と言ったのがきっかけ。
北川さん、
「本当の題名が『だけど、それはまだ物語の途中・・・』っていう題名だったんですけど」
偶然間違えたのが、そのままタイトルになるほど、このハルフウェイという作品は、北乃きいさんにとって一生の宝物になった訳です。出演作品の中のアナザースカイなのかしれませんね。(筆者)
過去と今の芝居
北乃さん、
「色々な現場で色んな先輩方の芝居の感じを見て盗んで、新しい引き出し、頑張って作って」
「何もわからなかった時の芝居と、先輩から学んだものが頭の中でやる芝居は違うから」
「同じものはなかなか出せないなって思うんですよね」
「でも、あの時のナチュラルさが失われずに、そのままあったら、もっといいなって」
「同じ役者さんとかからも、この作品(ハルフウェイ)好きって言ってもらえることが多くて」
「何がそんなに人の心を打つんだろうとかを定期的に見て、感じ取ることを勉強していくことはすごく大事だなって」
「新しものを見るのもいいんですけど、自分の過去に戻って過去の作品を見る、すごく大切だなって思います」
自分を客観的に見ないと行けない役者にとって、過去と今の自分を比較することはとても大切なことなのでしょう。(筆者)
役者ではない世界で
20代になってからの北乃きいさんは、歌やMCに挑戦。
北乃さん、
「結構マルチと言われる活動をさせて頂いてると」
「周りから何でも中途半端みたいな感じで思われることもあったんですけど」
「ニューヨークに留学行ったときに、ちょっとダンスとか芝居の留学みたいなのをして」
「その時に何かエンターテイナーって、どんなこともできるのがエイターテいナーだと思って」
「日本では結構なんか、色々うやると中途半端って言われたりするけど」
「でもなんか、そういう人がいてもいいじゃんって思えるようになって」
そして、日本テレビ「ZIP」の総合司会(2014年9月~2015年9月)に挑戦した。
北乃きいさんにとって、役者の世界とは違う世界から役者を見直すことができた、貴重な体験いなったことは間違いありません。視点を変えるという意味でのアナザースカイではなかったのではないでしょうか?(筆者)
自分を見つめ直す
北乃さん、
「役者の仕事と全然違うのを自分はやりたいのかなって、自問自答する時あってんですけど」
「今は本当に、やってみて変わりました」
「全ての経験が役者の経験に生きるので」
役者にとって全てが役に通じるということだと思います。それを知ることができたことは、北乃きいさんにとっての宝物です。(筆者)
自粛期間中
北乃さん、
「Mr.ビーン」
「世界でMr.ビーンをライブで流している人がいて、世界中がビーンを求めてると思って」
「私もビーンを求めてたから、この時に思ったんですよ」
「世界中の人がこんなに喜劇を欲してるんだと思って」
「肩の力抜いて見られるものがやっぱり大事なんだ」
「娯楽がないとね、やっぱり人間に必要なものだなってすごい思うんですよね」
「なので、自分たちは作り続けていきたいなって思いますし」
Mr.ビーンを求めていたというのが、北乃きいさんの心の奥からの想いだったのかもしれません。自粛期間中に得たものも貴重な体験となったようですね。(筆者)
30歳に
2021年に30歳になる北乃きいさん。
MCの今田耕司さん、
「完全に俺の射程範囲やんか」
「嫁候補、嫁候補」
「いいもん持ってるよ、石田ゆり子さんになれるよ」
「奇跡の50歳」
いきなり嫁候補と言われて、驚きを隠しきれない北乃きいさん。今田耕司さんにはなかなか難しい相手ではないでしょうか?(筆者)
小樽とは?
北乃さん、
「私の原点に戻れる場所です!」
北乃きいさんにとって小樽というアナザースカイは、アドリブの世界から始まった貴重な場所であることは間違いありません。(筆者)
見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
番組で流れた曲(BGM)
原点を見つめ直し、将来に希望を持てそうな曲を紹介します。
Christina Perri – Be My Forever (feat. Ed Sheeran) [Official Audio]
Salyu ー HALFWAY (Live DVD「Salyu 10th Anniversary concert “ariga10″」)
Tyron Hapi, Jordie Ireland – Make You Mine (Feat. Cassadee Pope)
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