リゾート地ゴア
又吉直樹(ピース又吉)さんとリゾート地という関係がいい感じです。
海岸沿いを歩きながら、遠くに浮かんでいる客船をみて、
「ここはいったい」
「カジノですよね」
船がカジノになっているのがお洒落ですね。(筆者)

又吉さんが訪れたゴアはインドであって、インドでないような雰囲気の街です。
あのフランシスコ・ザビエルが布教した地ということで、街の人口の4分の1がキリスト教徒。
ヨーロッパのリゾート地になっているので、雰囲気がインドという感じでないお洒落な感じですね。(筆者)
ボム・ジェズ教会

又吉さんの祖父、母、姉が洗礼を受けたキリスト教の過程で育ったそうですので、親近感を持ったようです。(筆者)
又吉さん、
「寺社仏閣を趣味で歩いている」
家族がキリスト教徒でも、いろんなことに興味を持つ又吉さんらしいのでは・・・。(筆者)
プロフィール

(出典:オリコン)
又吉直樹
またよし なおき
1980年6月2日生まれ
第153回芥川賞受賞作家
お笑いコンビ・ピースのボケ担当
カレー大好き
インドと言えばカレー。
又吉さんはカレーが大好きで、いつもカレーを食べているそうです。
ちなみに、母親のお腹の中にいたとき、インドの音楽を聴いていたらしいのがカレー好きになった要因かも・・・。
カレーを作る
カレーの命ともいえるスパイスを購入する又吉さん。
基本のスパイス(4種)とラムマサラ。
子供の頃からカレーが好きだったという又吉さんは、中学、高校のときには週に5食も食べていたそうですよ。
今回、現地ホテルの料理長がわずか15分でできるカレーのメニューを紹介してくれました。
紹介といっても料理長が作るのではなくて、又吉さんが指導を受けて作ります。
ただ作るというほどではなくて、シェフに言われるままに手を動かすだけの又吉さん。
それも細かくあれこれ言われて、怒られているような感じです。
又吉さんも
「自分の意志で何もやってない!!」
最後に水を入れて出来上がり。
カレーには水が大事なんですね。(筆者)
15分で出来上がっても、本場のプロ伝授だから美味しいそうです。
ただ食材が切ってあったから、早くできたのは事実ですけど・・・
又吉さんが食べた感想は、
「師匠に美味しいと言ってください」

ゴアの夜
ゴアのナイトカルチャーを楽しむために、23時に街に繰り出す。
夜中だからか、若者がたくさんひしめきあっています
雨季前のオフシーズンだから少ないはずなのに、たくさんの人たちがいます。
「インドのイメージとは全く違う」
又吉の日課
連載の執筆をしているので、毎日書き続けないといけません。
MCの今田耕司さんが
「毎日の連載って大変やな」
と又吉さんをねぎらう姿はやさしいですね。(筆者)
ちなみに、又吉さんは書き始めるときはゴールを決めていないそうです。
連載を書くというのは、ゴールのない道を歩き続けるのと似ているのかもしれません。(筆者)
今田さん、
「マンガでも登場人物がしゃべりだすって」
又吉さん、
「無口やと手がとまる」
又吉さんのすごいのは、芥川賞受賞者の中で歴代売り上げNO.1というところです。
どの作品もすばらしいのに、他のどれよりも多くの読者をひきつけたのはすばらしいことですよね。(筆者)
今田さんが、
「絶妙な薄さ」
と強調しながら、しっかりとお笑いをとっていました。

芥川賞受賞作品「火花」は152ページですから、確かに薄いといえば薄いかもしれません。
300万部も売れたのですから、その内容は濃いですけどね・・・。(筆者)

インドの本屋
古い建物の本屋へいくと、120年前の家が今でも利用されています。
又吉さんが全く売れなかったとき、一日に最低1回は本屋へ行っていたそうです。
又吉さん曰く、
「自分が買いたい本が光って見える。」
「1ページ目読んで、進んでいけると間違いない。」
今田さんが、
「何冊ぐらい読んだの?」
と聞くと、
又吉さん、
「多分、3000冊はいっている」
とさらりと答えていました。
簡単に3000冊と言っても、その量はスゴイですよね!!(筆者)
その中で遠藤周作の「深い河」が、20代の前半に読んで印象的だったそうです。
「誰もが持つ子供のころの素朴な疑問に対して、真剣に正面から向かっている人がいるんだ」
といことを知る機会になったとのことです。
今田さんが
「両親がクリスチャンだったからなの・・・深い河を」
とかなり意味深なコメントをしていました。
ヒンドゥー教の聖地、バラナシ
(※ワーラーナシー(Varanasi)とも呼びます。)

ここで信者はガンジス川に沐浴します。
MCの広瀬アリスさんがバラナシの映像をみて、
「絵ができてくる・・・」
と感動していました。
聖地というだけあって、人、人、人の大混雑と、ガンジス川の悠久の流れが好対照です。
バラナシでは、毎日17時半に人々がガンジスへ向かいます。
今田さん、
「これこれインド」
又吉さん、
「静かなところがない、人間が生きている街。」
18:30の儀式をみるために、人混みもまれているうちに、
いつの間にかピカを塗られる又吉さん。
(※ピカとは額につける赤い印)
儀式が始まると、お経がスピーカーで流れる。
プージャー(礼拝)が始まる。
又吉さん、
「お祈りする場所が爆音」
「ずっと聴いていられる」
今田さん、
「年に1回でもすごい」
まるでお祭りのような雰囲気なので、今田さんだけでなく、初めて見る人にはそう感じます。(筆者)

沐浴に挑戦
又吉さん、
「ガンジス川は普通ではない」
「沐浴してみたい」
今田さん、
「やったの」
又吉さん、
「やりました」
今田さん、
「水とかすごいやろ」
「何をするの沐浴って」
又吉さん、
「生まれかわるための修行」
朝の5時半、ガンジス川は人で賑わっています。
沐浴の前に朝日を拝む。
又吉さん、
「川が好き」
「寝屋川市出身」
「淀川がある」
又吉さんは偶然にもインドにつながっていたようです。
今田さん
「カレー、川、インドにつながっている」
又吉さんが沐浴をする前に、
「人間のたくましさ、つよさ、ゆたかさを感じた」
「火葬場が僕の前方にある」
「遺骨はガンジス川に流す」
又吉さん、
「まさかやるとは・・・」
「沐浴をやってよかった」
「どんどん気持ちよくなった」
ただ、又吉さんの沐浴の仕方は、無茶苦茶素人です。
「無茶苦茶自然なのが重要なのかな・・・」
「今連載しているタイトルが『人間』」
「今回のインドで学ぶことがあった」
「自分は何者なのか?」

職業は芸人
又吉さんは、お笑い芸人になりたかったから、今でも職業は芸人。
芸人が原動力になっているからこそ、挑戦し続けることができるのでしょうね。(筆者)
「これ以上100メートル走れないけど、走り方をかっこよくする」
「シンプルに世界最速で走っている人は、馬鹿にされるけど、そっちを応援したい」
「飾らずに人間でいる」
又吉さんにとって文学と芸人は飾らない自分を表現する手段なのかもしれません。(筆者)
今田さん、
「連載の最終は?」
インドに寄せられて・・・どうなるのでしょうか?
見逃したときについて
又吉直樹さんの放送を見逃しても大丈夫!!
コチラで見逃したときについて説明してあります。
→ アナザースカイの再放送はあるのか?