アナザースカイⅡ ミルクボーイ、NGKでトリが夢、大阪、2020.08.14放送

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M-1 チャンピオン

2019年M1チャンピオンのミルクボーイの2人(駒場孝さん、内海崇さん)が大阪を案内してくれます。

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MCの今田耕司さんと駒場孝さんは、5年ほど前から旅行や食事に出かける仲。

今田さん、

「M-1の決勝でミルクボーイを初めて見ましたから」

「そやから、(見ている時)ドキドキして、評判は聴くやん、『優勝ありますよ』」

「(でも)そんなわけない、あんな前説ややウケの子が・・・」

ある意味、今田さんがひがんでいるように見えますが、実際は後輩の活躍をとても喜んでいるようですね。(筆者)

大阪出身

今回のアナザースカイⅡの撮影は大阪で、ミルクボーイの二人も大阪出身で、難波の大国町にある純喫茶店で、長年ネタ合わせをしていた。

駒場さん、

「僕らがネタ合わせしている珈琲館サモア」

内海さん、

「M-1獲ってから新メニューできた言うて、『ミルクボーイコンフレークメニュー』っていうのが、突然できてたんですよ」

長年通っていたお店がM-1優勝を祝って、特別メニューを作ってくれるなんて、それだけお店も応援してくれたのがよく分かります。成功の陰にはいろんな人のお世話になるというのは確かです。応援してれていた人たちにとってもM-1 優勝は、本当に嬉しかったことでしょう。(筆者)

プロフィール

駒場 孝
こまば たかし
1986年2月5日生まれ
大阪府大阪市出身

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内海 崇
うつみ たかし
1985年12月9日生まれ
兵庫県姫路市出身

M-1の思い出

M-1では史上最高得点を獲得して、圧倒的な勝利を収めた。

内海さん、

「(優勝した時は)めちゃくた嬉しかったです」

「今田(耕司)さんにもネタ見てもらった事」

駒場さん、

「今田さんが、よく僕遊ばせてもらってましたけど」

「『漫才そんなしてたんや!?』って言ってはったぐらいなんで、(駒場さんの)イメージがなかっと思いますよ」

内海さん、

「ホンマ脱いで筋肉見せる、そういう芸人やと思ってたんですよ」

駒場さん、

「よく飲ませてもらっても、そこでも脱がせてもらうとか」

「最初のほう僕、今田さんの革ジャンを伸ばす役で飲み会に行ってました」

今田さん、

「メチャクチャええ感じに伸びんねや」

今田さんの印象

「俺、高橋(サバンナの高橋茂雄)が悪いと思うで、高橋の最初のお前を紹介したプレゼンがネタ仕込んでたから」

「俺、何年目って言うて、初対面で、いきなり後輩がプライベートの店で、バーでよ、急に上(服)脱いで、『7年目です』」

「そりゃさー、そういう子や思うわ」

今田耕司さんの第一印象は、筋肉を見せる芸人という雰囲気になったいたのが、後になるとお笑いのネタになってしまうなんてさすがです。今回のアナザースカイⅡは随所で笑えます。(筆者)

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妻の想い

M-1で優勝したその時妻は?

内海さん、

「(妻は)ひとりで観てたらしいんですよ、家で」

「舞台からせり上がってくる時から、涙がでて、泣いててワケわからんかった」

「ウケてる時も泣いてたから聞こえないつって、点数出て泣いて」

「最終決戦は真顔で観てたって、言ってましたね」

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駒場さん、

「僕は奥さんは普通に友達と観てて、もちろんめちゃ泣いてとか、あったらしんですけど」

「その後、1月になって、12月22日からずっと帰って来ない日が急に続いたりしたんで、東京泊まったりとか、今までずっと家におったのに」

「1月の初めぐらいに、めっちゃ泣いてた時ありましたね、奥さんが」

「M-1にちょっと怒ってましたもん、『私たちの生活を返してほしい』って、『こんな変わるとは聞いてない』って」

「二人で玄関でめっちゃ泣いてしまいましたね」

うれしい事がありすぎても、幸せになれないのが夫婦なのかもしれません。夫婦で苦労している時があるからこそ、二人の絆が強くなっていくのでしょう。(筆者)

大阪芸大

ミルクボーイの駒場孝さんと内海崇さんの母校が大阪芸術大学。

二人は落語研究会で出逢い、在学中にコンビ結成。

今の落語研究会の後輩に会うと、ミルクボーイの影響で部員が増えていることに感動。

内海さん、

「学生の時に『baseよしもと』という所のオーディション受けだして、4年生の時に合格しまして」

「それ合格したら吉本から500円お給料貰えるんですよ」

「お給料貰えたら、吉本を名乗れるみたいな感じやったんで、俺らも吉本かーって」

「嬉しなって、もうそのままって感じですね」

今田さん、

「500円で手なずけるなんて、すごいな!」

内海さん、

「ホンマにM-1に憧れてたんで、決勝に出たいなっていうだけでしたね」

「フットボールアワーさんのM-1の優勝のネタを一言一句ノートに書いて」

「それで二人でそれを練習しました」

給料が安くても、あこがれに一歩近づいたという想いの方が強くて、その時の気持ちを忘れないでいることが、成功に繋がったのでしょう。(筆者)

練習は川辺

漫才の練習は川辺でしたいた。

内海さん、

「これ(木)をセンターマイクに見立ててやってましたね」

「蚊がめっちゃおってな、刺されながら半ズボンでやりましたわ」

内海さんが学生の頃に授業の中で、カラオケの後ろに流れている映像を作成。

駒場さんらが出演した映像を観て懐かしむ二人。

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内海さんがこのことに感動して、

「さすが、アナザースカイ」

MCの広瀬アリスさん、

「ある意味、青春で、なんかいいなって思う」

今田さん、

「なかなかお前ら、ええ青春してくれてるやんけ」

確かに、昔のあの頃を思い出して、転機となった時の気持ちを振り返る番組としてのアナザースカイらしい一場面ですね。(筆者)

難波

なんばグランド花月(約900席)。

内海さん、

「笑いの殿堂」

駒場さん、

「笑いの聖地」

「全員の憧れじゃないですかねやっぱ」

「ここ出たいなっていう、そのために吉本入ってますもんね」

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中に入ると、

内海さん、

「かっこいいでしょ」

駒場さん、

「何回見ても、雰囲気すごいですよね」

「でも、マジで前説のイメージが強いですねまだ」

内海さん、

「NGK(なんばグランド花月)やったら『花月爆笑族』っていうオープニングアクトがあって」

「もう1週間ぐらいずっとオープニングアクトをするっていうのを、やらしてもらってました」

「5年ぐらいやったか?」

駒場さん、

「それは5年やったな」

下積み時代の思い出が強く残っているので、なんばグランド花月の中にいると、ミルクボーイの二人も、ちょっと緊張気味です。(筆者)

後輩に抜かれる

なんばグランド花月で、前説をしている内に後輩に抜かれてしまう。

前説が終わると、後輩の出番、「お疲れ様でした」と声をかけて帰るミルクボーイの二人、

内海さん、

「『お疲れ様でしたー』って言って、(後輩の)横を通って帰るっていうのが」

「そうですね、ちょっとだいぶ先輩なんで僕らの方が、ちょっと恥ずかしくはありましたね」

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デビュー後は良くて

ミルクボーイのデビュー後は順調だったが。

内海さん、

「(舞台)袖にみんな芸人さんが見に来るみたいな、僕らがネタしているときに」

「『今日どんなネタするんやろ』っていう感じで、(芸人さんたちが)見に来てもらえるような感じではありましたね」

「関西の賞レースの決勝に残ったりとか」

「このままなんか、売れて行けるんやろなとは、思ってたんですけど」

「そこでそのなんか、M-1が終わって2010年に、それでちょっと歯車が狂ったといいますか」

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M-1に出て優勝することを目指して頑張ってきて、そのM-1が終わってしまったことで、何をすればいいのか?分からなくなってしまったのでしょう。言い方を変えれば、生き甲斐を失った訳ですね。(筆者)

M-1休止で

2010年にM-1が休止し、目標のM-1が無くなって、漫才以外の事を考えるようになった。

駒場さん、

「掃除好きやったから、掃除検定も取りましたし、ポールダンスも習いましたよ」

内海さん、

「ちょっとブレ出したというか、方向性がわからなくなって」

「漫才やった時は同じ方向、漫才という方向に二人で進んでたんですけど」

「それが無くなった途端、どこ向いてるかわからんくなって」

それまで忙しくしていた二人に時間ができてしまったことで、余計にいろんな事を考えてしまったのでしょう。毎日何かに追われて暮らしていると、考える暇がないので、とりあえず今やっていることに集中できます。しかし、時間ができると、自分自身を見つめ直すという、ある意味厳しい試練が待ち受けていることになり、それを乗り越えられるかどうかが問題になってきます。(筆者)

暗黒時代

M-1休止後の2011年から5年間暗黒の時代が続いた。

内海さん、

「ほんまにギャンブルをメチャクチャしましたね」

「土日は競馬して、火曜から金曜までは地方競馬して、夕方までやって、夜からパチンコ行く」

駒場さん、

「それこそ僕はずっと先輩と一緒におらしてもらって、毎晩飲みに行かしてもらうっていう」

「一人の先輩と終わったら帰ってきて、また夜遅い時間からもう一人別の先輩と飲みに行くとか」

その頃を知っている後輩たちからも、完全にダメ出し状態だった。

きっかけを探す

駒場さん、

「先輩たちといろいろ遊ばせてもらって、それをきっかけに何か、ちょっと(先輩に)呼んでもらったりして、そこで面白かったら、『あ、面白い奴なんや』って絶対分かってくれると思って」

「手段つったら変ですけど、どういう風に出方を探ってた感じですね」

「出たらおもろいって、自分らは思ってたので、出るためにって思ってたんですけど」

「やっぱ、周りから見たら、多分遊んでるようにしか見えないですよ、もちろん」

漫才を諦めていた訳ではなくて、チャンスを探していたことがよく伝わってきます。自分らを信じて、チャンスを見逃さない気持ちだけは持ち続けていたのでしょう。(筆者)

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一言で変わった

先輩芸人の「海原やすよ ともこ」が発した言葉が、駒場さんを大きく変えた。

駒場さん、

「(先輩芸人から)ミルクボーイって昔は面白かったって聞くよ、後輩に、でも最近、漫才頑張ってないらしいね」

「バシッと言われたんで、ちょっと目覚まさなアカンなっていう」

内海さん、

「ほんでこれもう漫才や、やっぱり」

「もう漫才だけを頑張ろうっていう感じで思って」

「後輩を集めてライブしようかっていうことになりまして」

2017年合同ライブ「漫才ブーム」

ミルクボーイ
金属バット
テルマパンケ
ツートライブ

新ネタを毎回3本卸して、再度、漫才に向き合うようになった。

出典:http://www.yoshimoto.co.jp/

今田さん、

「駒ちゃん(駒田さん)から言うたの?『もう一回漫才やろう!』って」

駒田さん、

「あの~、喫茶店で、サモアで」

今田さん、

「逆に言うと、奥さんやないけど、内海はちょっと待ってたんかな~!?」

駒場さん、

「(当時)変わってないのは、内海はほんま変わってないです」

「ギャンブルって言ってますけど、照れ隠しで」

内海さん、

「(ギャンブルで)90万借金したんですよ」

今田さん、

「100(万)行けへんところが、ちゃんと戻れる・・・感じにはしてるな」

お互いに相方を気にしていながら、何も言えない時期があったことで、余計に親近感を持てるようになったのではないでしょうか?どちらがが言い出すのを待っていた訳ですね。アナザースカイだからこそ打ち明けてくれる本音です。(筆者)

仕事に専念

内海さん、

「僕それこそ、去年ギャンブルを辞めまして」

「ネタ合わせと、お笑いの仕事と、生活のためのバイトだけにしようと思って、もう趣味とかそういうのを辞めましたね」

駒場さん、

「僕もそうですね、先輩の誘いみたいものを『すみませんライブするんで』って、全部ネタ合わせしますとかで」

「結構一切っていうぐらい(先輩からの誘いを)断らせてもらいましたね」

目標を持ち直して、それだけを目指すことにしたことで、エネルギーがそこに集中していったことが良くわかります。その結果としてM-1優勝になったのでしょう。(筆者)

M-1優勝のきっかけは?

デビューから13年目にM-1グランプリ優勝。

内海さん、

「『何をどう変えたんですか?』とか言われるんですけど」

「単純にホンマに、今まで一番頑張ったっていうだけなんすよね」

「朝から夕方までバイトして、夕方から夜までネタ合わせするっていうのをほとんど毎日続けて」

「あの時間が僕らを育ててくれたっていうのはあるな」

駒場さん、

「グツグツ煮込んでくれた」

内海さん、

「煮込み、弱火ですよ」

駒場さん、

「下手したら完成しなかったかもしれないですからね、煮込むだけ煮込んでマズイっていう」

今田さん、

「でも、それシンプルやな、何が変わったって、単に、人生で一番頑張ったって、胸張って言えるっていうことやもんな」

内海さん、

「ホンマにメチャクチャ頑張って、二人で同じバイトをして、時間を合わせまして」

今田さん、

「そうか、漫才の稽古できるように」

「ちょうどその時に、長い付き合いの彼女がいたり、駒場ちゃんも今の奥さんは」

駒場さん、

「2018年に結婚して、2018年は本当にそれこそ何もなかった時期なので」

今田さん、

「そこによう結婚してくれた!?」

内海さん、

「マジで結婚した月とか、(お笑いの)月収4万円ぐらいでしたよ」

今田さん、

「それぐらい必要な人(女性)やと思たんや駒ちゃんは」

駒場さん、

「愛妻家みたいに言ってもらえるんですけど、そんな時期から知ってて、支えてくれた人を、今邪険にする訳ないやん、というか」

今田さん、

「優しいな、それは売れたら裏切るのが芸人や!」

MCの広瀬アリスさんが拳を振り上げて、今田さんに怒る!

広瀬さんが怒るのも当然です。下積み時代に一緒に苦労したパートナーを心底から大事する気持ちがあるからこそ、今の成功に繋がっているのでしょう。(筆者)

https://www.instagram.com/p/CDSZpP9H6Uv/?utm_source=ig_web_copy_link

賞金1000万

今田さん、

「どうしましたか、お二人は1000万」

内海さん、

「僕はあの、いつも行ってる散髪屋のおじさんがいるんですけど、2年間タダで切ってもらってたんですよ」

「ほんま恩返しということで、散髪する時の椅子を、刺繡も入れてそれで52万円しました」
(※床屋プロムナードの小川清さん)

今田さん、

「支えてくれてるな、色んな人が」

駒場さん、

「僕はコンビでやったことなんですけど」

「後輩に今まで結婚とか出産のお祝いができてなかったので、遡ってそういう後輩に、奥さんが車運転して、各家庭まで届けて、二人で」

内海さん、

「コロナのあれもあって、みんな困ってたんで」

広瀬さん、

「二人が素敵すぎて、そんな素敵なエピソード聞いたら、これだけ(ミルクボーイが)愛される理由が今回わかりました」

広瀬アリスさんが驚くのも当然かもしれません。昔のことを忘れないで、ちゃんと恩返しをして、また後輩を想う気持ちを大切しているミルクボーイの二人は、これからもずっと愛され続けるでしょう。アナザースカイでこのようなエピソードを聞けるので、余計に観る価値があります。(筆者)

東京進出は?

内海さん、

「考えてないです」

「大阪拠点で頑張ろうかなって」

「僕らはそのね、大阪でしょ!見てくださいよ」

「育ててくれた場所ですから、恩返ししていきたいなって思ってますね」

確かに、ミルクボーイの風貌は確かにもろに大阪ですね。それに、自分たちがあるのは大阪のお陰という熱い想いがあれば、これからもずっと成功し続けることでしょう。(筆者)

夢は?

内海さん、

「そうですね、やっぱりNGK(なんばグランド花月)のトリ目指して頑張りたいです!」

駒場さん、

「漫才で帰ってこれたということもあるので、この先もずっともう逃げることなく、やるために生き甲斐として、頑張りたいなと思いますね」

ミルクボーイ大阪を拠点に息の長い活動をしていくことでしょう。(筆者)

番組で流れた曲(BGM)

デビュー当初は順調だったのが、途中から苦労して、再度チャンスを手にする二人の想いと重なる曲をご紹介します。

BENEE – Supalonely ft. Gus Dapperton

Sam Smith – My Oasis (feat Burna Boy) (Lyric Video) ft. Burna Boy

Jaymes Young – Happiest Year

Jess Glynne – Don’t Be So Hard On Yourself

P!nk – Just Like Fire (From the Original Motion Picture “Alice Through The Looking Glass”)

見逃したときについて

こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。

→ アナザースカイの再放送はあるのか?動画で視聴可能!