初めてのアナウンサーゲスト
今回のゲストは、女性アナの在り方を変えた水卜麻美アナウンサー。
MCの今田耕司さん、
「番組初の局のアナウンサーさんということで」
「改めて、みうらあさみ(水卜麻美)って言うんですね」
「ミトちゃんとしかね言ってない」
水卜麻美アナは日本テレビに入社して丸10年。
MCの広瀬アリスさん、
「好きな女性アナウンサーランキング5年連続1位」
今田さん、
「今、殿堂入りよ、だから」
超人気アナウンサーというイメージとは違うのが水卜麻美の魅力なのでしょう。(筆者)
プロフィール

出典:Instagram
水卜 麻美
みうら あさみ
1987年4月10日生まれ
千葉県出身
慶応義塾大学卒
日本テレビアナウンサー
リバプール

出典:https://www.visitliverpool.com/
2020年2月、水卜さんが港町のリバプールを訪れるのは2年ぶり。
水卜さん、
「なんかこの感じ素敵な街だなって」
「シンプルにこの街好きだって思ったのをよく覚えてます」
「今一番気に入ってる服を持ってきました」
「ここぞとばかりに一張羅を」
一番大切な場所を訪れるために、一番お気に入りの服を来てやってきた場所が ビートルズの銅像前。
水卜アナ、
「いらっしゃいました!」
「等身大よりちょっと大きいんですよね」
ビートルズの銅像の前に立って、
「結構私合わせられた気がする服の感じ」
リバプールの雰囲気に合わせた感じの服がお気に入りというのも、ビートルズ好きだから自然にそうなってしまうのでしょう。(筆者)
水卜アナ、
「この方たちがみんなこの街にいたってすごいことですよね」
「水卜麻美、リバプールにやってきました~!」
これ以上ないくらいに、水卜麻美アナ最高の喜んでいる姿が目に入ってきます。(筆者)
ジョン・レノンが通った美術大学。
LIVERPOOL INSTITUTE AND SCHOOL OF ART

出典:https://www.liverpoolpicturebook.com/
ジョン・レノンたちが、学内の一室でバンド練習をしていた。
A CASE HISTORY

水卜アナが名前を見つけて、
「書いてありますよ、サー ポール・マッカートニー」
※Sir(サー)は、イギリスの叙勲制度における栄誉称号で、ナイト(勲爵士)に与えられる称号。
今田さん、
「ああそうや、サーの称号もらったんやもんな」
水卜さん、
「スチュアート・サトクリフさんの、前のメンバー」

それぞれをしっかりと見ている水卜さんは、もう完全に自分の世界に入っているような感じです。(筆者)
HARD DAYS NIGHT HOTEL
2008年にオープン。ホテル全体がビートルズギャラリーとなっている。
2年前もこのホテルに泊まる、その時はたまらなく嬉しかった水卜アナ。

出典:http://www.harddaysnighthotel.com/
水卜アナ、
「前来た時に念願叶って泊まることができた」
今田さん、
「ファンにはたまらんホテルやなこれは」
部屋の写真に感動
水卜さん、
「入った瞬間、なんだこの夢のような場所はっていう」
「自宅にはビートルズグッズを一杯並べてディスプレーしてるんですけど」
「ここまでいけたら最高だなと思って」
「また部屋がね、本当にすごいんですよ」
今回のアナザースカイで泊まった部屋が前回泊まった部屋と一緒のように思えて、はしゃぐ水卜アナ。
でも、実際は別の部屋でした。

出典:http://www.harddaysnighthotel.com/
「全部屋に違う写真が飾られてる、このかっこいい写真と共に泊まれるのと」
「ここまでお洒落っていうのが結構あって」
「よくある部屋を綺麗にして下さいとか、入んないで下さいってあるじゃないですか」
そのカードには、Let it beとか、I need youなどの、ビートルの曲名になっているとのこと。
カクテルのメニューにもこだわりが
1階のバーにあるメニューも凝っている。
水卜アナ、
「メニューをお見せしたいんですけど」
「ヘルプ(Help)という名前のカクテルとか、イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)ってそのままだし、レット・イット・ビー(Let it be)もある
し」
「普段あまりカクテルって飲まないんですけど、これは絶対飲まなきゃいけないと思って」
「結構片っ端から好きなのを曲から選んで飲んだのを覚えてます」
好きな曲に酔いながら、お酒に酔えるなんて、それだけで最高に幸せですよね。(筆者)

出典:http://www.harddaysnighthotel.com/
アナザースカイの撮影でオーダーしたのが、イエロー・サブマリン。
ラム酒
オレンジジュース
マンゴーピューレ
ピーチピューレ
水卜アナ
「イエロー・サブマリンってすごくカラフルで可愛いジャケットで」
「その感じがこのフルーツに出てます、前回飲まなかったこれ」
飲んでみると。
「あ、美味しい、ポップな感じ」
「ピーチとオレンジと色んなフルーツの・・・幸せだなー」
今回のアナザースカイは、水卜アナへの特別なプレゼントのようになったようです。(筆者)
今田さん、
「以前行った一人旅も、ビートルズが目的?」
水卜アナ、
「完全にいつかビートルズのゆかりの地であるロンドン、リバプールに行きたいと思っていて」
「恥ずかしいんですけど、(イギリスの)空港に着いた瞬間からずっと泣いてました」
今田さん、
「迷子や思われるで、日本人幼いから」
確かに、そうかもしれません。特に、水卜アナのような幼さが残っている顔だと、余計にそのように思われるでしょう。(筆者)
一人旅が苦手でも
今田さん、
「何で一人旅やったの?」
水卜アナ、
「元々一人旅をするのが、私そういうの苦手で」
「そもそも会社を休むの好きじゃなくて、仕事好きだったんで、『スッキリ』行った最初の年に、加藤(浩次)さんに」
「『(加藤浩次さんが)水卜ちゃんは1週間休んで忘れられるような仕事してるわけじゃないよ』って言われて」
「私は1週間いなくなったらみんな忘れちゃうし、いらなくていいよなって思われちゃうと寂しいなって思ったんですけど、1週間いないぐらいで忘れられるような仕事しないように、がんばんなきゃいけないし」
「『(加藤浩次さんから)だったらその1週間で得難い経験をしてきたほうが、その後もっと成長できるよ』って言われて」
今田さん、
「しっかりしたこと言うな、加藤」
「整備不良の車に乗ってたやつとは思われへん若い時に、人間変わるなー」
今田耕司さんは、加藤浩次さんが意味深なことを言ったのに驚きを隠せないようです。(筆者)
ビートルズが好きな理由
水卜アナ、
「もともと父が(ビートルズを)好きで、それこそ車の中でも家でもずっと(曲が)かかってたので」
「物心ついた時から刷り込みのように頭にはあったんですよ」
今田さん、
「お父さんいくつや?」
水卜さん、
「63(歳)ですね」
もしかすると、今田さんは「自分と同い年かもしれない」と思ったのではないでしょうか?(筆者)
水卜さん、
「父と2人で出かけるとかあんまりないんですけど、娘とすごく喋るみたいなタイプじゃないので、自由な人で」
「大人になってから一緒にポール・マッカートニーのライブに行って、その後、妹も交えてなんですけど、飲みに行って」
「何十年ぶりだって思ったんですけど、一緒にカラオケに行って、肩組んで『ヘイ・ジュード』を歌いました」
水卜アナはお父さんの話をしているとき、いつもよりもにこやかな笑顔になっています。それだけお父さんのことが好きなのでしょう。(筆者)
お父さんの話で涙する広瀬アリス
広瀬アリスさん、
「お父様、どんな方だったんですか?」
水卜アナ、
「いわゆる女の子のお父さんって、可愛がってくれるイメージ、全然なくて、結構冷たいというか、全くフラットな感じ」
広瀬さん、
「今の(水卜アナの)活躍見て、(お父様は)なんておっしゃってるんですか?」
水卜アナ、
「そんなになんかすごいねとか全然言わないんですけど、父が定年の時に職場に遊びにいったら」
「職場の方から、『いつも娘さんの番組の話をしてたよ』って言われて」
広瀬さん、
「ちょっと泣いちゃうそれ」
本当に泣いてしまう広瀬アリスさん。
今田さん、
「何かが響いたようですよ」
広瀬さん、
「お父さんと思春期から私も距離が離れてたので、感動しました」
今田さんがメイクさんを呼ぶほどに、広瀬さんが涙をボロボロ流してしまいました。
アナザースカイで涙する広瀬アリスさんは珍しいです。どこかが琴線に触れてしまったのでしょうね。(筆者)
アナウンサーに憧れて小学生時代
水卜アナ、
「結構朝学校行く前、当時早起きだったので、小学生の時」
「毎朝情報番組を見て、そのアナウンサーを見てアナウンサーになりたかったので」
「日常に必ずいたアナウンサーの笑顔が素敵で、知的で、感じが良くてっていう」
「こういう人になりたいなって思ったのが、自然とアナウンサーになってきました」
子供の頃に憧れた職に就けるのはとてもラッキーなことす。普通は夢で終わらせる人が多いのに、諦めなかったことが今の水卜アナに繋がっているのですね。(筆者)
全局受けて落ちた時の支え
アナウンサーになるために全ての局を受けた。
水卜さん、
「全局受ける訳ですけれども、落ちて落ちて落ちて、日テレの前に3つ落ちてるのかな」
「あ、もうダメかもしれないって思ったのはよく覚えてます」
ビートルズの曲で奮起
水卜さん、
「ヒヤ・カムズ・ザ・サン(Here Comes The Sun)ていう曲なんですけど」
「すごく癒される、ジョージ・ハリスンさんが作っている曲なんですけど」
「それを日テレの最終試験の直前にも(その曲を)かけて」
「よし大丈夫大丈夫って思いながら、日テレの社屋に入ったのが今でも覚えてます」
2013年から5年連続「好きな女性アナウンサーランキング」1位、殿堂入り。
The Yard by Robin Gill
モダンブリティッシュ料理を楽しめる5つ星ホテル。


出典:https://www.standard.co.uk/
シャトーブリアンのタルタルとキャベツのクレソンを食べる水卜アナ。
「牛肉が結構しっかり旨みがって美味しいとこだし、上にちょっとカリッてなった野菜が乗ってて、柔らかなとこにサクサクが入って美味しい」
ディーン森で捕れたイノシシ肉のソテー(りんごピューレ、キャベツ、キャラウエイ)が出てくると、
水卜アナはイノシシを食べるのが初めてで、恐る恐る食べるのが初々しいです。
「食べたことがない脂の感じ、噛んでからトロ~ンて溶けてく感じ、不思議」
「脂にこんな味わいがあるんだ」
「豚肉の味に近いですね」
イノシシ肉はあっさりしている味なので、この味を覚えるとまた食べたくなるでしょう。(筆者)
食べることが仕事
今田さん、
「お昼(番組)のときは結構食べたでしょ!ヒルナンデスとか」
水卜アナ、
「ほぼ食べるのが仕事」
今田さん、
「食べるでNO.1女子になったっていうのは、水卜ちゃんだけや」
ヒルナンデスで食べることに力を入れた水卜アナを褒めまくる今田さん、他のレギュラーが狙うのとは違った路線で攻めたのが良かったとのこと。
人がやらないことをやってみて、それが目立つことだったら、それに力を注ぐというやり方もあるかもしれませんね。(筆者)
しんどかった頃
水卜アナ、
「2018年5月なので、2年ほど前に、初めて勇気を出して海外一人旅をしたのがこのイギリスで」
「急に航空券を取って決めたのを覚えてます」
当時はアナウンサーとして壁にぶつかっていた。
「この10年で『スッキリ』に行った最初の1年が一番しんどかったですね」
ヒルナンデスを6年半努めて、スッキリヘ移動したのが2017年秋。
「世の中やな事(ニュース)わかってるはずなんですけど、改めて向き合うと辛すぎて」
「嫌なこと一杯あるなっていうので落ち込む」
「シンプルに扱うニュースで嫌な話が、ガッと割合として増えたことで気持ちが萎えてしまう」
世間の影の部分に目をやることがなかった水卜アナにとっては、それはかなり辛いことだったに違いありません。ただ、そこから目をそむけていてはアナウンサーとしての成長はなかったでしょう。(筆者)
立ち直るきっかけ
水卜アナ、
「元々笑うこととか、楽しい番組が大好きだったので」
「スッキリもやりがい持って行ったんですけど、やっぱり世の中嫌なこと、悲しいことあるなって、結構引きずってしまって」
「お昼ぐらいまで、『あーなんか結局こういうことって無くならないよな』とか」
今田さん、
「どう立ち直ったの?本当に」
水卜アナ、
「どうして私たちがこのニュースをやってるんだろうか?ってすごい考えた時に」
「人間て一日のうちに悲しい時と、笑っている時といろいろあるから」
「悲しいけど、じゃ今日生きるために前向こうとか、だから伝えてるんだと思えた時に」
「ヒルナンデスも笑って今日楽しく生きよう、スッキリは悲しいこともある、けど頑張って立ち直って今日楽しく生きよう、ていう意味では方向は一緒なんだなと」
「自分の中でちょっと納得できて、自分の感情に素直に悲しいときは悲しい、でも後半せっかくだから楽しもうって、結構全力でできるようになって」
今田さん、
「段々とスイッチがちゃんと入れ替えれるようになって」
「吉本騒動の時は迷惑かけましたね」
しっかりと今田さんがここで笑いと取ってくれます。さすが芸人です。切り替えが早いですね。(筆者)
目標は楽しく
水卜アナ、
「毎日会社行って楽しいなって思うんですよ、それがなんか結構モチベーションだから」
「あんまり計画性とか無いんですけど、貯蓄するとか」
「何年後の目標を立てるとか、あんまり得意じゃないんですけど」
「この仕事をやってたいっていう漠然目標はあるんですけど」
「なんか楽しく生きていられればいいかなと、思ってるかもしれないですね」
仕事が楽しいと、人生全体が楽しく思えてきますね。それが一番いいのかもしれません。水卜麻美アナにとって、日テレのアナウンサーという仕事に就けたのは、本当にラッキーなことだったと言えるでしょう。(筆者)
みんなに語る楽しさ
2年ぶりのリバプールを振り返る水卜アナ。
「前回は一人で嚙み砕いて飲み込む嬉しさだったのが」
「今回それこそみなさんに、ここはこうでねって、説明しながら歩けたので」
「何倍も楽しかったような気がします」
水卜さんにとって、今回のアナザースカイでのリバプールは、みんなに語る楽しさを味わえた前回とは違った旅になった訳です。人に教えながら旅するのは、数倍楽しいのが伝わってきました。(筆者)
水卜アナ、
「ビートルズが武者修行したのドイツなんですよ」
「ドイツ語訳のビートルズ曲が結構あるね」
スタッフも感心するくらい、ビートルズについて語る水卜アナは、いつもと違った満足感を味わっているようです。(筆者)
そこで水卜アナが気付いたことは、『自分が伝えることが好き』だということ。
ビートルズに感謝
ビートルズの曲の奥深さを語る水卜アナ。
「どの感情にもどの時にも寄り添ってくれる曲が絶対にあって」
「それが自分を支えてくれることに感謝」
水卜アナがいう通り、ビートルズの曲はどんなシチュエーションにも合う魔法のようなものに思えてきました。(筆者)
ライブハウスで涙
ライブハウスに集まっているビートルズファンと一緒に曲を口ずさんだりしているうちに涙を流す水卜アナ。
「何回来てもこの気持ち変わらないですね」
「初めて来た時に『来ちゃった』と思って、ワーッと思ったけど」
「もう一回来てみたら、やっぱり感動するわ」
世界中から集まってくるビートルズファンと一緒にいるその空間と時間が、より感動を深くしてくれるのでしょう。自然と涙が出るのも分かる気がします。(筆者)
結婚は?
Ye Cracke(イー・クラック)
ジョン・レノンが学生時代に通ったパブ。
そこでジョン・レノンが好きだった果実酒で割った黒ビールを飲む水卜アナ。

出典:https://www.facebook.com/yecracke/
お気に入りの『The Long And Winding Road』を聴きながら、
「結婚式を挙げるつもりは全く決めてないんですけど」
「なんとなくこれ(この曲)で(結婚式)会場を出たい」
まだ、結婚の予定は未定ということらしいです。
もしかすると、次回アナザースカイに出演するときは、いい人と出会った後になるかもしれませんね。(筆者)
番組で流れた曲(BGM)
ビートルズの曲はもちろん、水卜麻美アナの元気さが表現されている曲をご紹介します。
From Me To You (Mono / Remastered)
[APRIL – Wow] Special Stage | M COUNTDOWN 170216 EP.511
見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
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