【アナザースカイ】成田悠輔 、ドライとウェットが共存、米国 ニュー・ヘイブン、 2023年1月6日放送

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今注目の人

今回のアナザースカイでは、天才、異才で注目されている、成田悠輔さんの登場です。

その成田さんは、アメリカのイェール大学助教授としてコネチカット州のニュー・ヘイブン市に暮らしています。

イェール大学は、アメリカのアイビー・リーグ8校の中の1校で、1701年に創設された歴史ある大学です。

https://www.yale.edu/about-yale

地味な仕事

人とのコミュニケーションを避けることを優先してきた成田さん、その仕事は地味なもので、イェール大学に来る前、ボストンにいた頃は、週に120〜130時間もパソコンで仕事をしていたとのこと。
一方で、その仕事から生まれた物は、国の政策やあらゆるネットサービスに使われていて、私たちの生活を充実したものにしてくれています。

メガネの成田さん

メガネのイメージが強烈ということもあり、かけているメガネはテレビやマスコミ向けだと思っていたら、実は普段でも同じメガネをかけているとのこと。
最近は目立つのでマスクをかけているそうですが、それもあまり意味がないですね。

プロフィール

成田 悠輔
なりた ゆうすけ
1985年生まれ
東京都出身
麻布中学校・高等学校から一浪して東大に合格、東大経済学部を主席で卒業。

ページングされた街

https://www.newhavenct.gov/

イェール大学があるニュー・ヘイブン市には、見るからに古い建物が並んでいるようです。
ところが、新しく建てたものをわざと古く見せるようにしているとのこと。

成田さん曰く、

「新しい建物も古くみせる」

「歴史があるのが価値の源泉」

「大学は歴史で価値を作り出す」

そして、高い授業料を払わせるためだそうです。

ヴィーガン文化の原点

このニュー・ヘイブンには、半世紀前からヴィーガン(完全菜食主義者)のカフェ兼レストランがあって、東海岸のヴィーガン文化を広めた場所としても有名とのことです。

Claire’s corner copia

https://www.clairescornercopia.com/

店内で葉巻が吸える唯一のお店

OWL Shop(ふくろうの店)

アメリカの禁酒法が廃止された翌年、1934年から営業している貴重なお店です。

https://owlshopcigars.com/https://owlshopcigars.com/

じっとしていられない

成田さんは自分のことを「多動症っぽい感じ」と言っています。

「座っていられない」

「人と食事していても、突然消えたりして、辛くなるとそのまま帰ったりする」

とのこと。

「一番合う場所は自宅の布団の中」

だそうです。

でも、成田さんには妻がいて、日本に暮らしているとのことなので、全くの孤独という訳ではないようですね。

仕事への考え方

成田さんが10代の頃、お父さんが社会人として振る舞うのが辛くて失踪したとのこと。

その体験から、

「自分もそうなるだろうという予感があった」

「だったら、初めから逸脱したほうが楽」

「流れで今の仕事に就いた」

やっぱりドライな性格!?

コネチカット州に来る前、ボストンで仕事に没頭していた時、週に120〜130時間もパソコンで仕事をして、呼吸が出来なくなり、肺炎みたいになったこともあったそうです。

成田さん曰く、

「研究は報われない」

「感謝されることもない」

「好きとか、興味がないとできない」

一方で、

「楽に褒めてらえることばかりだと、多分、人類は崩壊する」

「報われないことをやる人たちがどれくらいいるかで、世の中が進歩する」

意外にも、成田さんが考えていることの中には、ウェットな部分がその根底に流れているようです。

「人と関わるのが苦手だったからこそ、人のことを理解したい気持ちが裏側にある」

ドライな性格と自覚しながらも、向かっている先には”人がたくさんいる場所”というのが、成田さんの未来のようです。

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