50歳に
MCの今田耕司さん、
「20代から知っているからね、西川君は」
一人になってから、T.M.Revolution。
ソロデビュー後に、音楽番組「HEY!HEY!HEY!」に出演。
西川さんは今年50歳になり、今田さんと同じ50代の仲間入りとなった。
アナザースカイⅡ
<https://www.ntv.co.jp/anothersky2/>
地味なアナザースカイに!?
今回のアナザースカイでは、西川貴教さんの生まれ故郷の滋賀で、ルーツを探る。
西川さん曰く、
「めちゃくちゃ地味ですよ、全然映えない、アナザースカイ」
「(滋賀を)出るときは、二度とここに帰ってくるまい、と思ってでました」
滋賀を出て絶対に成功してやる!という強い想いがあったからこそ、今の西川貴教さんがあるのでしょう。(筆者)
滋賀県の観光大使
西川さんは、2008年に滋賀県ふるさと観光大使に任命され、滋賀県の観光課に帰属していることになっている。
プロフィール
西川 貴教
にしかわ たかのり
1970年9月19日生まれ
ミュージシャン、俳優、タレント、実業家
滋賀県出身
T.M.Revolutionとしても活躍。
アポなし知事面談
アナザースカイの撮影中に、アポなしで三日月大造滋賀県知事に面談。

<https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/chizi/prof/>
アポなしなのに、気さくに会ってくれる知事というのも、観光大使としての西川貴教さんにとって心強い存在なのでしょう。(筆者)
イナズマロックフェス
観光大使として初めての活動が「イナズマロックフェス」だった。
<https://inazumarock.com/2020/>
2009年から滋賀県草津、烏丸半島で開催され、2日間で10万人を集める西日本最大級の野外音楽イベントとなっている。
西川さん、
「こんなに長くやると思ってなかったですね」
「最初は手弁当で始めたイベントですから」
「最初の3年ぐらいは冷ややかなもんですよ、正直」
「保守的なこんな場所に、でっかい音が鳴るイベントなんかもってきたらそうなるよね」
第1回開催時には、明石家さんまさんも出演するという、音楽だけでなく、お笑いもあるイベントとなっている。
最初の頃は、滋賀県が行う最初の大きなイベントということで、ゼロから手さぐりでスタートし、今でも続いているのは、滋賀県民のサポートがあったからこそですね。(筆者)
コンセプトは『みんなで』
西川さんが望んだのが『みんで作るイベント』。
「みんながやって楽しいことをやりたい」
「元々のスタートから、音楽イベントやっている気持ちよりは、街のお祭りを作ってるイメージだった」
お祭りの延長線上にロックフェスがあるというイメージで始めたのが、長く続いている秘訣になったいるのではないでしょうか?あくまでも街のイベントというのがあるからこそ、みんなで作ることができるのでしょう。みんなのアナザースカイですね。(筆者)
比良山系の名店
山の辺料理の比良山荘
創業1959年、食通が通うお店。
西川さん語る滋賀県民
滋賀県民を代表して、西川さんが伝えたい事。
「滋賀県民の特徴かもしれないですけど」
「滋賀県民、滋賀県のことをご本人はよく言いません」
「ただ、めちゃくちゃ好きなんですよ、地元のこと」
「周りにやっぱり、京都とか、愛知だったりとか、大都市に挟まれているものですから」
「奥ゆかしく、育ってるんです、我々は」
「琵琶湖しかないやんって、笑ってるけど、心の中ではめちゃくちゃ泣いてるんですよ」
西川貴教さんは、心の底から滋賀県が好きなのがよく伝わってきます。アナザースカイらしい故郷です。(筆者)
びわ湖テラス
年間約65万人が訪れる絶景ポイント。
西川さん、
「以前スキー場だったんですけど」
「最近、テラスとして」
MCの広瀬アリスさん、
「めちゃくちゃオシャレ!」
西川さん、
「家族で行ったりとか、お子さん行ってもすごく楽しめる場所」
滋賀の将来を語る
西川さん、
「やっぱり言ったって、東京とか大阪とか大都市じゃないので、税収もまだまだ少ないですし」
「我々はこれからそういったもの(税収)を増やしていくためにも、観光だけじゃなくて、色んな企業の誘致であったりとか、いんふらの整備みたいなことも含めて、しっかりと考えていきたいとおもっております」
今田さん、
「職員のしゃべり」
「将来、狙うてますやん、知事(を)、歌える知事」
確かに、このしゃべりからすると、知事になってもおかしくない意見ではないでしょうか?アナザースカイ始まって以来の政治家になるかもしれませんね。(筆者)
家族のために
豊郷町(とよさとまち)
<https://www.town.toyosato.shiga.jp/>
西川貴教さんが4歳まで暮らした。
西川さん、
「僕が生まれた時に、両親が住んでた場所ですね」
「ずっと気にはなってたんですね、正直」
「うちのじいちゃん(祖父)が、多分この辺りの交番で、いわゆる街のお巡りさんをやってたんで」
「親父のほうは公務員関係で、県職員の人も多かったし」
「叔父とかは教育関係だったし、地元の中学校の校長先生ずっとやってたから」
音楽関係とは無縁の家庭環境で育った。
公務員関係の仕事に就いてる家族の中にあって、音楽を目指すというのは、よほどの決意がないとできなかったでしょう。一方で、その決意があったからこそ、音楽の世界で成功できたとも言えます。(筆者)
18歳で大阪へ
音楽をすることに対して家族は大反対だった。
滋賀を出るときは、「二度とここに帰ってくるまい」と思って飛び出した。
音楽へのきっかけ
西川さんの祖父が地元お巡りさんだった。
小さい頃は祖父に憧れて育って、剣道を始めた。
でも、小学5年の時に祖父が他界。
西川さん、
「(祖父が)いなくなって、土曜日の午後がぽっかり空いちゃって」
「何もやることがなくなって、仕方なしにFMラジオを聴き始めて、そこから音楽を聴くようになったので」
「逆に言うと、祖父ちゃんが亡くなってなかったら、音楽とか聴いてなかったかもですよね」
「(祖父が今の自分を)どんな風に思ってるか、一番聞いてみたい人ですよね」
祖父の存在が西川貴教さんにとって偉大で、その存在があったことがどこかで音楽に繋がっているのでしょう。(筆者)
信楽
2019年、西川さんは信楽を舞台にした朝ドラ「スカーレット」に出演。
病気の母のために
西川貴教さんが滋賀のために活動を始めたきっかけがあった。
西川さん、
「帰る理由を作るために仕事にしたっていうのが実は本音で」
「3年前に母が亡くなっているんですけど」
「(母が)病気してまして、その母親の面倒をというか、様子を見たいんだけど、なかなか『休みください』っていうのも言いづらいし」
「(滋賀で)仕事作ろうっているのから始めたのもあったんで、ああいうイベントとか、観光大使も実は」
「本当、おふくろが亡くなるギリギリまで、車椅子で(イナズマロックフェスを)観に来てくれていて」
「進行性の病気で、どんどん四肢が動かなくなってくるんですけど」
「そういう手で、いい大人になっている僕の頭を雑に撫でてくれるんで」
「それがご褒美みたいな」
筆者も母親の介護を長年続けてきて、入退院を繰り返しながら、母は今年(2020.5.20)他界しました。ずっとベッドの上にいて、辛いのにも拘わらず、息子に笑顔を見せようと必死になっている姿を今でも思い出します。母の深い愛に感謝です。母は世界で一番優しくて素晴らしい女性でした。おかあさん、ありがとう。(筆者)
がんばる理由
西川さん、
「本当に誰かのためになってるかなんて分からないですからね
「少なからず、自分の家族とか、近くにいる人たちが笑顔でいてくれたりとか、できるようにだけは、がんばりたい!」
「それが出来たら、多分、もう少し先まで、もう少し遠くまで、もしかしたら、誰かに同じように幸せになってもらえるかもしれない」
「関わってくれた人が、みんな幸せな気持ちになってくれるのが、すごい」
人の顔が見える距離の範囲で喜んでもらえることが、幸せの原点なのではないでしょうか?今回のアナザースカイはそれを物語ってくれています。(筆者)
愛おしい場所
愛おしく思える場所こそがアナザースカイ。
西川さん、
「前は家族は住んでいる場所だったんだけど」
「(今は)全員、家族」
西川貴教さんにとって、一度は飛び出した故郷、50歳を節目にして振り返ると、そこがあるからやってこられたのが分かったのが今回のアナザースカイでした。(筆者)
番組で流れた曲(BGM)
一度は飛び出し、戻らないと決意しても、母への想いを大切に滋賀に戻った気持ちを表現してくれそうな曲です。
labama Shakes – On Your Way
Apollo Sunshine – “Singing To The Earth”
Vampire Weekend – Diplomat’s Son
Billie Eilish – come out and play (Audio)
Kodaline – High Hopes (Official Music Video)
見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
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