今帰仁村(なきじんそん)
→ アナザースカイⅢ 尾野真千子、前編、釣りで素顔に、 沖縄、 2021.05.13放送
尾野さんが、2015年に女優活動20周年の自主制作映画で、家を建てたいと言ったのがきっかけとなり、1年かけてロケハンして家を建てられる所を探した。
2010年のドラマで今帰仁村に来ていたことがきっかけで、今帰仁村を選んだ。
そこで、リフォームできる家を見つけて完成させた。
尾野さん、
「家を建てるって言ったことも軽い気持ちでした」
「芝居だってそうだし、言うだけはほんと簡単だし」
「だけとやってみたら、やっぱり同じ大変」
「予定より絶対オーバーしてます」
「お金の面とかそういうの考えると、早くできた方がいいなってっていうのは思いますけど」
「途中で不安にもなるんですけど、どうなるんだろうな?みたいな」
「ドキュメンタリーぽく撮ったりしてると、終わりってどこなんだろう?」
完成後はオーナーがいて、宿泊用として使われることに。
一度訪れた場所でも、その記憶がほとんどないにも拘らず、どこか心の奥に残っていたものが、ふっと湧いてくることがあります。それこそ自分が求めているものなのかもしれません。(筆者)
プロフィール
尾野 真千子
(おの まちこ)
1981年11月4日生まれ
奈良県出身
女優
今帰仁の名所
今帰仁村は日本で一番早くスイカが収穫される場所、他にも一度は訪れてみたい場所がいくつもあります。
今帰仁城跡
世界遺産に登録(2000年)
https://www.nakijinjoseki-osi.jp/
700年前に使われていた道を歩くと、御嶽(うたき)という琉球神道の聖地がある。
聖なる場所に行くだけでも、心が洗われるので、時々はそのようば場所を訪れてみたいものです。(筆者)
今帰仁アグー専門店
尾野さん、
「脂の味がもう最高なんです」
今帰仁アグーと市販の豚肉を食べ比べると、
「脂の溶ける時間が全然違ったりとか、甘味が全く違う」
「本当に甘いんですよ、脂が」
MCの今田耕司さん、
「今帰仁のアグーですよね、食べてみたい」
沖縄で特別なアグーを食べると、それだけでも十分に沖縄を満喫できるのではないでしょうか?(筆者)
ダチョウらんど
日本初、ダチョウ飼育に成功。
家を建てている5年間で一度も行かなかった場所。
今回ようやく入園できた。
園内にはダチョウが20頭ほど。
他にもポニーヤギなども。
旅の7つ道具
尾野さんは、リュック1つで旅に出る。
充電の線、ティッシュ、畳めるブラシセット、爪楊枝、薬、メガネ拭き、ワイヤレスイヤホン、消せるボールペンなど、
今田さん、
「化粧品とかは?」
尾野さん、
「化粧品ほど、旅行に無駄なものはないんですよ」
今田さん、
「今回(沖縄ロケ)はセルフメークでしょ」
尾野さん、
「いつもの自分を(沖縄の)皆さんに見てもらいたくて」
いつもの自分とは違うごく普通の自分をさらけ出せる場所があると、そこにいるだけでストレス解消になるのではないでしょうか?そういう場所を持っておきたいですね。(筆者)
古宇利島のPママ
尾野さんが「Pママ」と呼ぶ、ハートロックのある駐車場にあるカフェのママさん。
ママさんは8年前まで東京でケーキ店を営んでいた。
尾野さん、
「親とは違いますけど、親みたいな感覚の人なんでよ」
まるで親のような存在であって、そうでない人がいると、第3の自分に出会えるチャンスを持てるかもしれません。(筆者)
自主映画をいつか公開
尾野さんが沖縄で撮った5年分の資料を編集していつの日か、自主映画を公開したい。
今田さん、
「ライフワークだったりしてね」
尾野さん、
「一生観られない可能性だってある・・・」
「あれ(自主映画)をやることによって、女優という本来の仕事の幅が深くなった」
「家を建てるっていうことこと、知るということって、芝居をするにあたってすごく重要なことに行き着いた」
「場所を作るって、私たちはその場所に行って、お仕事をさせてもらうじゃないですか」
「でもそこの、ありがたみってほとんど知らないまま、次のところに行ってしまうことも」
仕事中心に物事を考えていると、どうしても訪れた場所や人のこと、そして、自分を支えてくれているスタッフのことに目を向ける余裕がなくなるのでしょう。そんな時こそ、できるだけ時間を作って、自分と出会う機会を持ちたいです。(筆者)
芝居という家
尾野さんが以前、今帰仁村へ仕事で最初に訪れたことも忘れていた。
尾野さん、
「撮影で来ると、どこって覚えてなく」
「現場で家があることを当たり前のように思っていて、そこに私たちは当たり前のように入っていくじゃないですか」
「(家を建ててみて)自分たちも心を込めて作るわけですよね」
「演じるこ都なんて簡単じゃないですか、なんだってできるんだから」
「だけど、そこから先どう変わるか?」
「この土地(今帰仁村)を知ったり」
「こうやって何かを作った物を感じることで、気持ちがどんどん変わってきて」
「想いがあったらあるだけ、深い涙に、笑いになってくるから」
「それをどんどん自分の中で吸収して、伝えるっていう仕事だから」
「より深くならないと伝わらないから」
「(家を建てて)そういうことに気づけたというか、ちょっとした意識が変わったのかな!?と思う」
「自分の仕事に関しては深くなりましたよね」
今田さん、
「スタッフさんとか、美術さんや、照明さんや、音声さん、みんながいて、そこに家があって、そこでお芝居するっていうのが、繋がったんですね」
尾野さん、
「芝居という『家』みたいなものが見えてくるような」
何もない所から、形あるのものが出来上がるには、人と人の力が合わされる必要があります。そこに自分が入らせてもらっているという意識を持てるようになれば、自然と感謝の気持ちが湧いてくるはずです。このことはいつも肝に銘じておきたいですね。(筆者)
感じたこと
尾野さん、
「再認識、山と海とだけしかない」
「でも、私にとってはそれが贅沢で」
「関わってくださる人たちもすっごい良い人ばっかりで」
「土地のことをもっと知りたいと思う」
「5年と通いつめて来てるのに、知らない場所がある」
「私にとって深呼吸できるとこは、実家」
「でも、通いつめたここ(今帰仁村)に来ると、深呼吸している自分がいた」
「自分の実家に海とかないけど、自然が溢れている場所っていうのは、(実家に)近いものがたくさんある気がして」
「だからきっと深呼吸ができるんだろうな」
アナザースカイの今帰仁村は?
尾野さん、
「心の帰る場所」
「あそこがあると安心します」
「心の中がモヤモヤってした時に、あそこに行くとまた戻してくれる」
今田さん、
「沖縄って不思議な場所ですよね」
沖縄は何度訪れても、新しい発見ができる場所です。そして、自分を見つめ直せる場所でもあるのではないでしょうか?(筆者)
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見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
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