アナザースカイ 坂上忍 ソウル 2019.02.22放送

冒頭からお疲れ様!?

スタジオでの番組冒頭からいきなり韓国のお酒マッコリで乾杯してます。
MCの今田耕司さん、中条あやみさんと一緒に飲む坂上忍さんは飲み干してしまうんですから、よほどマッコリが好きなんでしょうね。
番組の中でマッコリ作りにも挑戦するくらいですから、きっとマッコリの方が他のお酒よりも自分の身体に合うんだと思います。

でもオープニングで「お疲れ様です」というのは、さすがベテランの余裕という感じです。
ただ、いくらテレビに慣れているからといっても、緊張感が全くないわけではないでしょうから、冗談も緊張を解きほぐすコツなのかもしれませんね。

今田さんも坂上さんにつられて飲み干してましたね。今田さんも意外とマッコリが好きだったりするのではないでしょうか?

【マッコリ】
韓国の濁り酒。白く濁っているのが特徴。小麦粉やもち米などに酵母菌を混ぜて作る。
古くから庶民の酒として親しまれています。

ソウル滞在40時間の始まり

坂上忍さんがアナザースカイに出るのは今回で3回目です。過去2回もソウルということで、
ソウルは坂上さんにとって、自分を解放できる場所なんでしょうね。

ソウル市内の明洞(ミョンドン)地区にあるドラム缶焼肉の名店で、さっそく焼き肉をたらふく食べ始めます。

明洞はソウルで一番の繁華街と言われています。ショッピングからグルメまでいろんなお店がそろっていて、若者が多くいる場所から映像が始まるのは視聴者にとっても盛り上がる瞬間です。
この日は金曜の夜ということもあり、周りのお客さんもリラックスした気分でいるからか、坂上さんのトークも軽快に弾んでいます。
というのも、東京で生放送が終わってからソウルへ直行し、そのまま明洞で夜の10時からマッコリと焼き肉なので、疲れを吹っ飛ばすには最高のセッティングと言えるでしょう。

坂上さんの言葉からもそれが現れています。

「金曜日は疲れが出る」

「区切りになるんで」

「飛行機で寝た」

「明洞のネオンをみたらやってやるぞこのやろう」

もうこの時点で気分は最高潮に達しているようです。

クズ修行に入る坂上忍

はっきり言って、坂上さんはナレーションでも言われている通り、酒豪です。

次に入った2軒目は明洞(ミョンドン)にあるチヂミの名店。
ソウルで老舗のチヂミ店と言われている店でなぜかマッコリを飲みまくります。

坂上さんにとって『アナザースカイ=マッコリ』というイメージが定着しましたね。

【チヂミ】
チヂミとは韓国のお好み焼きのようなもので、但し、お好み焼きとの違いは、生地の中に卵が溶いてあることです。
お好み焼きは外も中もフワフワなのに比べると、チヂミの外側はカリカリしているのが特徴です。チヂミはあちこちの屋台で売られている韓国の庶民料理の定番の一つです。

坂上さんも

「カリカリ、サクサク、もっちーで美味しい」

と言っていましたね。

さて、坂上さんのクズ修行がこの辺りから始まり、自分を丸出しにする坂上さんのトークも絶頂に達してきた様子です。

3軒目は居酒屋へ。

ソウルで働く人たちが仕事帰りに立ち寄って飲んで食べるお店。
ここでの人気メニュー絶品ネギサラダを食べながら、完全に丸出し状態になる坂上さん。

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本当について語る

「生放送で本当はできる」

「でも、本当の本当はできない」

「一歩はずせばダメ」

長年の経験で得た教訓を丸出しにしている姿は本当の坂上忍ではないか?と思えるほど真剣な様子でした。

クズ修行も進んできて、本音もポロリと出始めましたね。
「この番組では本当になれる」

酒豪坂上忍が飲んだ量は?

「前回ではマッコリ70本だったのが、今回103本に!!」

今田さんが半分呆れた様子で言っていましたね。

51歳で衰えない、更にパワーアップしていますね。

プロフィール

坂上忍
さかがみ しのぶ
1967年6月1日生まれ
3歳から劇団若草に入団、子役として活躍。
俳優、演出家、映画監督、司会者、コメンテーターなど、
マルチタレントとして活躍中。

クズ修行とは?

クズ修行とは一体何なのか?
MCの中条さんには全く意味不明な言葉です。
視聴者にとっても、この言葉は何なのかはわからないのではないでしょうか?

そこに、今田さんが上手く表現していましたね

「今の役者界にはいない」
「みんなまじめだから」

49年間芸能界にいた坂上さんは、いろんな破天荒な人たちをみてきました。
その中には、遊びにたけた人たちがいたり、そういう人たちの中でもが自分を貫いたり、
ただの飲んだくれてだめだったり・・・。
そんな人たちがやってきたことを総括してクズ修行と坂上が呼んでいるようです。

瓶入りマッコリ

坂上忍とマッコリ

マッコリが大好きな坂上さんが、ソウル市内でマッコリ作りに励むシーンでは、遊んでいるとしか見えません。
そんなことを言ったら失礼かもしれませんが、本当にそう見えるのですからしょうがありませんね。

マッコリ作りの中で麹を水につけて、1時間待つシーンがあります。

もうその待機時間でベロベロになっているのですから、遊んでいると言ってもいいのではないでしょうか?

これもクズ修行の一つ??

マッコリ作りの中で、マッコリ全体の3割が米粉というのを知って、坂上さんは驚いているようでした。
でも、そんなに真剣に聞いているわけでもなく、ただマッコリを早く飲みたい雰囲気が画面も通じてヒシヒシと伝わっていましたね。

以前に作ったマッコリで、完成1日前のプチプと音を出しているマッコリを飲んでみた坂上さんの感想は、

「1日前はうまくない」

マッコリは味が日に日に変化するため、マッコリ通はそれも楽しんで飲むそうですね。

番組では、
坂上が作ったマッコリをフェリーで韓国からスタジオに運んで飲んでみたら、

「炭酸が強くてうまい」

というのがMC二人の感想でしたね。

ちなみに、マッコリは飛行機で運ぶと発酵食品でビンが破裂する恐れがあるため、フェリーで運んだそうです。

まだまだ飲む坂上

JINRO10本を飲んでから出た言葉が坂上さんらしいのではないでしょうか?

「弱気なるから飲む」
「なぜかJINRO」

ここからが坂上忍さんのアナザースカイですね!!

更に食べ続ける

プルコギを食べて、冷麺の名店へ。

「やばい、飲んで飲んで飲んで」
「ゆるしてー」

もうここまでくればクズを超えた修行状態になっていますね。

明洞(ミョンドン)で屋台が並ぶノガリ横丁でマッコリ5本を飲み干す。

「俺は何と戦っているのだー」

「ホテルに帰りたい」

やっと素の坂上さんが出てきたようです。

坂上忍の思い

3歳から子役として活躍し続けている坂上さんの思いがここで紹介されています。

「50代に入って生活も変わった」

「でも変える必要がない」

「戦わない自分がわからない」

「ハムチーズトースト、いつもの朝と同じ」

ここに今田さんがジャブを投げかけます。

過去2回の出演では、
・やさぐれ
・タレント

そして今回は、
・大物司会者
ですね。

「基本的には根性は変わってない。普通に僕はファン」

と坂上さんを持ち上げるのはさすがに上手いですね。

クズ修行前に会った人物

坂上さんがシラフの内に会いたかった人がヤン・イクチュンさんです。

ヤンさんは役者・映画監督として韓国で活躍中です。
坂上さんも役者・映画監督をしてきているので、お互いに通じ合うものがあるようです。

ヤンさんは、満足に表現できない自分がいて監督になったそうです。

坂上さんも同じような気持を持っていた時期があったとのこと。

「監督があっての役者」
「でも溜まって溜まって」
「おれはタチが悪い」
「そっちの方がいいでんすよと思いながら、いろいろと考える」

シラフの時の坂上さんの言葉は意外と分かりづらいですね。
やっぱりクズ修行中の坂上さんの言うことのほうが心に響くのではないでしょうか?

割り切れない気持ち

坂上忍さんは役者として活躍した後、今はバラエティで人気になっています。
その変化について語っていました。

「出る側にずっといたから」

「ちゃんとやりたくなる」

「割り切れないといけない」

この辺のトークは坂上さんの真面目さが出ているようです。

「使われる側になればいい」

「バラエティーでわかった」

「こんなんでいいんだ」

「とことんまでやりたいことがバラエティーは受け入れてくれた」

こうやってみると、坂上さんは自分に対してとても素直な人なのでしょうね。
だからこそ、その時の自分に正直に生きていらるのだと思います。

「今もドラマの話がある」

「でも、こっち(バラエティ)でお世話になってるから役者はできない」

業界を生き抜く精神

坂上さんの本音が爆発していました。

「誤解は当たり前」

「だから嫌われる覚悟は必要」

「キワキワのところでやるのがテレビ」

「逃げないって大事」

誤解されても逃げないためには裏の裏を読んで、またその裏を読むような、ギリギリのところでの勝負が必要なんでしょうね。

そこで出てくる考えは、いつまでもできないことを知る自分につながっていきます。

「だから長くできない」

「死んじゃう」

「自分の自分をやめること」

「早くほされたい」

そうなっても辞めない自分がいるわけです。

「クソみたいな業界」

「でも大好きな業界」

「勘弁してくれよ」

「でも楽しい」

だかこそ、今もこれらかもずっとやっていけるのでしょう。

ナレーションでは、「好きと嫌いのはざまで揺れ動く真剣勝負」という表現をしていました。
まさにその通りだと思います。

坂上忍さんにとって、ソウルは世界一の居酒屋であって、肌が合う、空気感が合うアナザースカイなんですね。

4回目のアナザースカイも間違いなくソウルで飲んでくれるのでしょう。

見逃したときについて

坂上忍さんの放送を見逃したときについてコチラで説明してあります。
→ アナザースカイの再放送はあるのか?