アナザースカイⅡ BEGIN(ビギン)、魂を歌う、沖縄・石垣島、2019.07.19放送

沖縄の魂

先週の『アナザースカイII 海の日 島SP 沖縄 2019.7.12放送』に引き続き、海の日 島SP 沖縄とビギンです。

MCの今田さん、

「今回は沖縄の魂を聴かせてもらう」

「1987年のころ、沖縄の人間が区別される」

ビギン曰く、

「(東京で)日雇いの仕事をするのに、外国人の列に並ばされる」

「日本人なんですよ、って証明したい気持ちがあった」

これがビギンの根底に流れているい気持ちなのではないでしょうか!?(筆者)

沖縄のコザ

ビギンのメンバーが高校生だったころ、

「コザが怖かった」

ただ、コザは音楽の街だったことは間違いありませんでした。

出典:KOZAWEB

コザ市(現在の沖縄市)は、1974年4月1日 隣の美里村と合併し沖縄市となる。

アメリカの音楽

1970年代のコザは米兵がベトナムに行く最後の街。

戻ってこれないかもしれない気持ちで、米兵たちはコザで最後のお金を使い果たしたそうです。

米兵が集まり、自然とアメリカの最先端が音楽が入ってきたわけですね。(筆者)

ビギン曰く、

「東京にいたときにホコ天がブームなのをみて、沖縄の人たちはレベル高いと思った」

アメリカの文化がいち早く入る沖縄のほうが、先をいってたのでしょう。(筆者)

かっちゃん

コンディショングリーンのかっちゃんが登場。

(※1971年に結成された沖縄県のハードロックバンド)

ボーカリストのかっちゃんは伝説の存在で、今でも人気があります。

しかもキャリア55年のかっちゃんが地上波に出るのは珍しいことです。

プロフィール

川満 勝弘
かわみつ かつひろ
1944年8月18日生まれ
沖縄県宮古島出身
ボーカリスト


MCの今田さん、

「伝説だー」

ビギンは

「何かあったら、かっちゃんのとこに帰ってこい」

と言われた。

かっちゃん曰く、

「私のすべてをみせた」

「ビギンはとってもピュアだった」

ビギンと伝説のボーカリストは沖縄の魂でつながっているわけです。(筆者)

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ジャンルを超える

ビギンの3人が、ラップの練習をしている高校生と会って、彼らのパフォーマンスを見学。

石垣島の高校生たちがめちゃくちゃ緊張している雰囲気が、映像から伝わってきます。

沖縄の高校生、特に石垣島の高校生にとっては、ビギンは神様のような存在なのですからね。(筆者)

ビギンから高校生たちへのアドバイスは、

「イベントを起こして、小さいところから・・・」

ビギンも最初は小さなイベントをすることから始まったわけです。
高校生もそうやってビギンのマネをすればいいと思います。(筆者)

ビギンが高校生について、

「純粋だよな~」

ビギンがベテランになっているからこそ、高校生の純粋さを余計に感じるののでしょう。(筆者)

ビギンの苦労話

最初の曲はヒットした。

でも、そのあとは売れてなかった。

ニューヨークへ行ったとき、

「お前たちは歌詞書いてくるまで帰ってくるな!」

と言われた。

そのときに作ったのが『防波堤で見た景色』だったそうです。

それがニューヨークではなくて、沖縄のイメージだった。

ビギン曰く、

「それだけ沖縄が好きなんだな~」

「自分たちもこれから先どうしていればいいのかな・・・」

「地に足が付いていない気持ちが、石垣島に帰って、しっかりとした」

そして、比嘉栄昇さんが急に沖縄へ戻った。

沖縄へ戻ることで、自分らしさを取り戻せるのがわかったのでしょうね。(筆者)

音楽の解釈が変わる

比嘉さんが沖縄へ戻ったのに合わせて、ビギンの音楽への解釈が変わり始めた。

出典:首里城公園

沖縄の魂を歌う

ビギンが島唄をオリジナルでやると、三線(サンシン)の先生が参加してくれた。

沖縄への思いから記念日を立ち上げる。

6月23日は慰霊の日で、地上戦が終わった日。

戦争が終わった後、沖縄ではとりあえず、歌っても踊ってもいいことになった。

23日の次の日が、歌が解放された日という意味合いを込めて、その週末にコンサートを始めた。

『うたの日』となって2001年からずっと今でも続いている。

初めは苦労

第一歩は予算も考えてなかった。

伝え方も下手。

観客もどうすればいいのか・・・。

そんな状況で始まったわけですから、ビギンも最初はかなり苦労したそうです。(筆者)

出典:おきなわファミマ

みんながアーティスト

沖縄では音楽が流れると、その場で唄ったり、踊ったりするのが普通。

『うたの日』はプロもアマも関係なく、パフォーマンスを披露してくれます。

フラダンス、琉球太鼓、サンバダンサーなど、プロは6組なのに、一般参加500名ということもあるそうです。

それこそが音楽本来のあり方。

誰のものでもないのがうた。

ビギンと沖縄

ビギンがいることで、島の人(子供たち)は遠くをみることができる。

諦めない勇気。

かっちゃん曰く、

「ビギンは自分が忘れたものを自然にやっている」

「花を咲かせている」

ビギン曰く、

「先人が残した沖縄の音楽に頼る」

「でも頼り過ぎない」

「信頼する」

「信頼しすぎない」

ビギンは沖縄に一軒家のレコーディングスタジオを持っているとのこと。

ビギンが 「隣近所にすみません」

これが沖縄なのでしょう。(筆者)

見逃したときについて

BEGINさんの放送を見逃しても大丈夫!! 
コチラで見逃したときについて説明してあります。
→ アナザースカイの再放送はあるのか?