K1王者の苦闘
→ アナザースカイⅢ 武尊、後編、食の原点、町田、2021.05.6放送
K1の3回級世界王座の武尊さんが生まれ故郷の鳥取県米子市での思い出を語ってくれます。
今回のアシスタントは岩本乃蒼アナ。
武尊さんと岩本アナは1991年生まれの同い年(29歳)。
眠れない夜
武尊さん、
「(試合前は)2週間ぐらい不眠症になりましたけど」
「目をつぶって朝までずっと記憶がある感じ」
MCの今田耕司さん、
「極限状態やな」
「優しい笑顔から想像できへんで」
究極の闘いを前にすると、どんなに強くても不安を消し去ることの難しさが伝わってきます。(筆者)
プロフィール
武尊(たける)
1991年7月29日生まれ
キックボクサー
鳥取県米子市出身
※日本武尊(やまとたける)からちなんで「武尊」と名付けられた。
育ててくれた場所
鳥取県米子市、のどかな港町で生まれ育った
「弓ヶ浜海岸」
武尊さん、
「家からすぐ、星がめっちゃ綺麗」
「流星群の時、ここに布団をひいてみんなで見た」
「初キスの場所もここ」
「中学2年の夏休み、朝6時45分ぐらいですね」
武尊さんは地元の弓ヶ浜中学校卒。
<https://www.torikyo.ed.jp/yumiga-j/>
Official髭男ismのドラム松浦匡希さん、山本舞香さんも同じ弓ヶ浜中学校卒。
<https://lineblog.me/yamamotomaika/>
武尊さん、
「中学校大好きだったんですよ」
武尊さんは、中学時代にバンドでギターとボーカルをして、女子生徒からモテたかった。
目立つことが好きだった武尊さんにとって、当時はバンドが唯一の手段だったのではないでしょうか?(筆者)
K1へのきっかけ
武尊さんは小学校の頃から、K1ファイターになりたくて、格闘技をしていた。
憧れの存在は、青い目のサムライと呼ばれたアンディ・フグ(Andy Hug)
1964年9月7日 – 2000年8月24日
スイス・チューリッヒ出身、K-1 GRAND PRIX ’96王者。
武尊さん、
「アンディ・フグさんみたいに、ヘビー級の中でもすごい小ちゃいのに、自分より大きい選手を倒しているのがすごいカッコよくて」
16歳の時、キックボクシングと出会った。
強くなりたいことと、目立つことが好きだった子供の武尊さにとって、K1は理想的な場所に見えたことでしょう。子供の頃にさりげなく思い立ったことが、大人になるまで残り続けることは難しいことです。武尊さんは、その気持ちを忘れないでいたからこそ、今に至っているのではないでしょうか?(筆者)
米子ジム
武尊さん、
「試合を楽しむことをここで教わった」
「やっぱ楽しんだ方が人間って良いパフォーマンスが出るし、それを身に付けたのがこのジム」
「(トレーナーと)お互い何発殴り合ったから分からないくらい、楽しかった」
「殴り合っている最中も笑ってるし、終わった後も笑ってるし」
本乃蒼アナ
「殴られて笑うってどんな感覚って?」
武尊さん、
「仲良しの友達と話している時みたいな」
厳しい練習が楽しさになるというのは、心底好きでないとできないことです。本当に好きなことなら、苦しさが楽しさになるのは間違いありません。(筆者)
スポンサー
同級生のお母さんがやっている。
デビューした頃、お金がなくてスポンサーになってもらった。
デビューした時はスポンサーになってもらった。
松田幸紀社長
「日本で一番人口が少ない鳥取県から、こんなスーパースターが東京で頑張ってる姿を応援できない地元民ていないと思いますよ」
みんなで盛り上げていこうとする気持ちが、武尊さんの強さに込められているからこそ、不屈の精神が生まれるのかもしれません。人は誰かの為には底知れない力を発揮できるものです。(筆者)
恩師
恩師の安井博美さんと再会する武尊さん、
「格闘技の原点の場所」
「格闘技を始めた時の先生がやっている道場」
小学2年生から通っていた。
単身赴任で父と離れて暮らしいた時に、男としての生き方を教えてくれた。
高校を退学し、道場からも離れた時。
「先生から『お前がやりたいこと何なんだよ?』って言ってくれて」
「辛かったんで、格闘技がない人生が」
「絶対格闘技、離れたくないし、そこからプロを目指した」
安井先生、
「人間的にも日に日に成長してますね」
「格闘技を通じて人に夢を与える」
「格闘技をメジャーにして元気を与える」
「その為に自分は良いファイトをするんだ」
「自分が節制した頑張った姿を皆に見せるんだということを、一生懸命やってくれるんで」
「それだけ頑張ってるんだから、もっと応援してほしい」
自分のためだけでなく、大好きな格闘技をもっと知ってもらいたい、という熱い想いがあるからこそ、強くいられるのでしょう。(筆者)
武尊さん、
「(安井先生は)格闘家武尊の原型を作ってくれた人なんで、特別な存在」
「育ててくれたのは両親なんですけど」
「スポンサーやってもらった社長だったり、たこ焼き屋のともちゃんとかもそうだし」
「みんなに育ててもらった感覚あるんで」
「地元帰ってくるとみんな家族みたいな感じなんですよね」
大好きな格闘技と地元の米子のために、これからの活躍が楽しみです。(筆者)
次回は、武尊さんが町田を訪れて、夢を語ってくれます。お楽しみに。
見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
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