自然と都会
淳さん、
「300円で(新幹線を使って)博多まで出れるんで、タクシーで帰れる距離なんですよ」
「大自然と都会のバランスがすごく良くて、街から5分、10分ぐらいで自然が手に入るんで」
世界を目指すため人たちが那珂川市に集まっている。
博多までの距離が近くて、自然がすぐそばにある街に住むと他で暮らせなくなるでしょう。だからこそ、那珂川市の人口は増え続けているわけですね。自然と都会というアナザースカイ的なものが手の届く所にあるからでしょう。(筆者)
→ アナザースカイⅡ 田村淳、福岡県・那珂川(前編)2020.10.16放送
ナカムラボ
店主が一人で切り盛りする完全予約制のお店。
淳さん曰く、
「今現在で、世界で一番美味いラーメン屋がここなんじゃないかなと思う所があるんですよ」
「(店主の中村聡志さん)本人も世界に向けて研究してるんですよ」
「ラーメン屋というか、研究所なんですよ」
鶏白湯のスープ
特徴は、どこのスーパーでも手に入る食材で作っていること。
鶏白湯にこだわるのは、豚や牛が食べられない宗教上の人のためにということもある。
淳さん、
「ナカムラボで食べるラーメンは、中村さんの研究発表みたいな感じなんで」
「ラーメンのことをめちゃめちゃ詳しく知ってるのに、まだ、まだ探してる」
中村さん、
「時代も変わっていけば、味も変わるんで」
「それを見極めながら作っていく」
「将来みたときに、『(海外の人から)原点はどこか?』って聞かれたら」
「こんな家だったら絶対おもしろいなって」
淳さん、
「ラーメンを食べながら、自分の生き方を刺激されるラーメン屋さんは、今まで会ったことがないんで」
ナカムラボの中村さんは、世界の人たちから見た自分という視点で考えているからこそ、新しいことへの挑戦をし続けられるのでしょう。それが田村淳さんにとって刺激となっているのがよく伝わってきます。(筆者)
夢は山ほどあればいい
淳さん、
「子供の頃は夢はめちゃめちゃあったんです」
「小学校の時って、作文で夢書きなさいって言われて、20個ぐらい羅列して書くんですよ」
「学校の先生に『1個に絞りなさい』って言われて」
「なんで1個に絞んなきゃいけないんだろう、俺やりたいことたくさんあるのに」
「何か腑に落ちないなと思って大人になって、植松電機の植松社長に出逢んですけど」
「(植松社長から)『夢なんて持てるだけ持ったほうがいいよ』って」
植松社長曰く、
「夢の数だけ、幸せの数だから、とにかく明日カレーが食べたいでも夢だから」
「とにかくたくさん夢を持って、いろんな人にその夢を語りなさい」
淳さん、
「植松さんに言われてすごい楽になったんですよ」
植松 努
うえまつ つとむ
1966年生まれ
北海道芦別市出身
植松電機代表取締役
https://uematsudenki.com/
夢は一つだけでなくて、たくさん持つことで、本当の自分を見つけるきっかけになるのではないでしょうか?あれもしたい、これもしたい、とやり続けていくことで、辿り着いた先に自分らしい生き方が見つかるのでしょう。(筆者)
→ アナザースカイⅡ 田村淳、福岡県・那珂川(前編)2020.10.16放送
やりたいことをする
淳さん、
「テレビの仕事も楽しいし、ネット系の番組も楽しいし、新しいメディアで何か自分が考えたことをやるのも楽しいし」
「会社作ったり、サービス作ったりするのも楽しいし」
田村淳の活動
芸人だけでなく、いろんな活動に挑戦している。
慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科
異業種交流会(田村淳の大人の小学校)
ベンチャー企業投資
jealkb(ヴィジュアル系バンド)
株式会社LONDONBOOTS社長
etc.
遺書動画サービス
itakoto
ベンチャー企業で出資した会社も大きくなっている。
BASE
田村淳さんは、ジャンルを選ばずに色んなことに挑戦することで、自分らしさを表現しているのがよくわかります。(筆者)
WAVE-G グラス工房
淳さん、
「(那珂川市は)アーティストが移住してきている率が高い」
「みんなで受け入れ態勢が凄い」
街全体が歓迎してくれてからこそ、安心感を持って活動できるのでしょう。アーティストが創作活動に専念できる環境作りができるわけですね。(筆者)
那珂川市の魅力を教えてくれた人
田村淳さんが那珂川市で一番最初にできた友達。
淳さん、
「アディダスとかとコラボしてる、世界的に評価受けるんじゃないかという若手の陶芸家です」
MCの今田耕司さん、
「何ここ、みんな世界に向けてなんかやってんの!?」
淳さん
「この陶芸家と出会うことで、いろいろと那珂川市を紹介してもらって、那珂川市の魅力を知っていくわけですけど」
陶芸家
古賀 崇洋
こが たかひろ
https://www.takahirokoga.tokyo/
アディダスの新作スニーカーの発売に合わせ、コラボレーション作品を発表。
古賀さん曰く、
「物にある力を表現したくて」
「四角い棒状の物だったりとか、円柱だったりとか、いろんな突起したものを力の表現として」
「スタッズ(鋲)というのは、ブリティッシュパンクとか、反骨心の象徴である痛々しい刺激的なフォルムってのは、すごく力を感じるなと思って」
内面を捉える鋭さと表現力を持ち合わせた若手作家の話からは、自然と刺激を受けてしまいます。内なるエネルギーを感じさせてくれます。エネルギーのアナザースカイなのかもしれません。(筆者)
リセットする場所
淳さん、
「苦悩もするだろうけど」
古賀さん、
「東京で発表したりとか、海外で発表したりとかして、帰ってきたらここ(那珂川市)が僕の原点」
「ここ(那珂川市)から世界に発表してるんだっていうのを、実感しますし」
「ここ(那珂川市)でのアイデアが一番浮かびますし、便利ですね」
「戦いやすいです、世界に向けて」
淳さん、
「どこにいても自分の生活ができるんだって、教えてくれたのが古賀君なんで」
場所に制限されないで暮らしていけることこそ、理想的な生き方かもしれません。アナザースカイらしいのではないでしょうか?(筆者)
楽しむことが大切
淳さん、
「面白いとかじゃないですね、楽しそうがメイン」
「面白くなくてもいいと思ってる」
「自分が楽しめて、それに関わる人が楽しめて、そこだけで十分」
「だから、自分自身のことは、今は芸人と思ってないですね」
「俺の中で、10年くらい前に芸人さんを辞めてる感覚なんですよね」
自分が楽しみ、人が楽しんでくれる雰囲気作りは、ある意味とてもキツイことではないでしょうか?自分だけ楽しむのは簡単でも、人を楽しませるにはその人のことを誰よりも理解しないといけません。田村淳さんには、それができるというすぐれた才能があるのでしょう。(筆者)
人の目を気にしない
淳さん、
「人によっては、『あいつ、何がしたいの?』みたいに言われるんですよね」
「(反対に)何でそんな質問したいの?って、俺気になっちゃうんですよね」
「やりたいから、したいっていう理由しかないですけどね」
「圧倒的に死ぬ前に、誰よりも後悔しないだろうなと思うんですよね」
「僕の人生なんで、僕の満足度が一番じゃないですか」
「自分の人生ぐらいは、自分だけの指針で生きたいな、と思うんで」
「自分に嘘つきはじめたら、ドンドン嘘ついちゃうんですよ、自分に」
自分のことを本当に理解しているかどうか?は自分にしか分かりません。自分だけが自分のことを理解できるはずなのに、自分から目を背けてしまうこともよくあります。田村淳さんは、自分から目を背けない生き方を、那珂川市の人たちから学んだのかもしれません。(筆者)
距離感
那珂川市の家々の並びをみながら、
淳さん、
「人が住む間隔、(家と家が)これぐらいの距離感があると、丁度いいんんじゃないですか」
「都会だとぎゅうぎゅうじゃないですか、建物が」
「これぐらいの距離感があると、人との関係性もちゃんと築きながら、自分のプライベート空間も守りつつ」
故郷は進化した後で
淳さん、
「似ているんですよね、自分の育ってきた下関市彦島と」
「故郷は故郷で、すごく大切な場所なんですけど」
「変化とか進化するんだったら、まだ落ち着くというタイミングじゃないんで」
「いずれ下関に帰るかもしれないけど、まだ変化とか進化したい」
自分が育った世界とは別の世界で暮らすことで、さらに進化できるのは確かでしょう。ただ、いずれは戻る場所があるという気持ちがあるからこそ、進化できるのではないでしょうか?ある意味、故郷への想いというのは永遠のアナザースカイなのかもしれません。(筆者)
世界を目指す
淳さん、
「バンドで世界周れたいいな、と思ってますけどね」
「バンドのメンバー、僕も含めてですけど、46(歳)超えて、化粧してバンドやってるんで」
「夢がないと、原動力として、モチベーションが維持できないんで、『世界に行きたいな』とバンドのメンバーと話してるんです」
那珂川市とは
田村淳さんにとって那珂川市は、
「僕の未来が詰まっている場所」
「いいんだよそのままで、いいんだよあなたのままで、みたいなことをここに来ると楽に感じるんで」
「包み込んでくれる場所」
→ アナザースカイⅡ 田村淳、福岡県・那珂川(前編)2020.10.16放送
見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
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