アナザースカイⅡ 渡部建 石川・金沢 食べ歩きの初期と食運を語る 2019.08.30放送

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世界の?

「世界の渡部建さんです」

アシスタントの広瀬アリスさんの紹介に、MCの今田さんがツッコミをいれます。

「いじってますやん」

渡部さん曰く、

「ある日、行列のできる法律相談所で台本を開いたら、世界の渡部って」

本人も知らない内に『世界の渡部』になっていたそうです。
その呼び名が今では渡部さんの人気を支えているのですから、どこにどんな運が落ちているかわかりませんね(筆者)

今田さんが渡部さんの活躍ぶりについて、

「どう思うアリスちゃん」

広瀬アリスさん、

「人生の勝組って」

プロフィール

出典:Instagram

渡部 建
わたべ けん
1972年9月23日生まれ。
東京都八王子市出身。
アンジャッシュ(児嶋一哉と渡部建によるお笑いコンビ)
妻は女優の佐々木希。

画像:金沢駅(筆者撮影)

金沢

世界の渡部建さんのアナザースカイは「金沢なんです!」

今回は海外ではなく国内。

2019年4月にそれまでの『アナザースカイ』から『アナザースカイⅡ』にリニューアル後、国内ロケも行われるようになりました。
アナザースカイⅡ 海の日スペシャルでは沖縄が舞台でした。 (筆者)

新幹線効果

「北陸新幹線が通ると、金沢はとんでもないことに」

「すごく素敵なお店が予約とれないことになっちゃうんだろうな?」

と思ったそうです。

2015年に北陸新幹線が開通して、東京からたくさんの人たちが金沢を訪れるようになりました。
確かに新幹線開通前と比べると、観光客が数が一気に増えましたね。
金沢は戦禍を免れた街で、古い建物が街並みがそのまま残っているのが特徴です。(筆者)

渡部さん、

「好きなお鮨屋さん10軒、日本中であげろと言われたら(金沢から)3件くらい入っちゃう」

日本が世界に誇る美食の街を、世界の渡部建さんが食べ歩く。

近江町市場(おうみちょういちば)

出典:ohmicho-ichiba.com

渡部さんが近江町市場を歩く。

「すごいですよ、観光客の方が」

多いときは歩くのにも困るくらいに、人がごった返します。
新幹線が開通する前までは、ゆっくりと買い物できたのですが・・・(筆者)

「金沢といえば、金沢おでん」

いっぷく横丁

出典:ohmicho-ichiba.com

ひたひたの車麩のおでんを食べる。

「死ぬほど熱いですね」

ばい貝をほうばると、

「肝の苦味と、おでん出汁のやさしい香りもして美味しい」

今田さんが

「あの色の出汁すきやなー」

金沢の料理は関西風なので、出汁の色も関東と違って薄いです。
関西育ちの今田さんが気に入るのもわかりますね。(筆者)

ちょっとおでんで一杯という、アットホームなおでんのお店が多いのも金沢らしさですね。
最近は『金沢おでん』と呼ばれるようになり、どのお店も満席という状態です。(筆者)

つぼみ

出典:tsubomi-kanazawa.jp

二つ星の老舗の老舗料亭「杉の井」が手がけている甘味処。

渡部さん、

「甘味マニアが全国から集まるところですね」

出てきたのは『抹茶小豆』。

山のようになったかき氷が印象的です。(筆者)

「この削りの多さなので、口に入れたときに存在感がある」

最長予約

世界の渡部の最長予約とは?

2014年の9月にとった予約が、2019年の9月に食べることになったお店とは?

今田さん、

「5年先!!」

夢が叶う!?

渡部さん、

「3席のお鮨司屋さんなんですよ」

ここで渡部さんが夢について語っています。

「5、6年先の夢ってみんな結構大きなことを言うんだけど、いざ来てみたら叶ってた」

ということが、

お店のお客さんによくあるそうです。

ここで今田さんがしっかり笑いをとってくれます。

「俺、番組始まって11年、全く変わってないって、スゴいよね~」

鮨 木場谷

https://www.instagram.com/p/BHoR_QUDwy8/?utm_source=ig_web_copy_link

2016年オープン。
店主は銀座の『鮨 青木』で修行した。
※渡部さんが2014年9月に予約を入れたというのは、店主がまだ銀座で修業していた頃です。

アラが出ると、カメラを待つのが惜しい渡部さん。

すぐに食べないといけないほど新鮮さを味わう。

3.5kgのアラを3日間寝かすのが適正ということを、よく理解している渡部さんは、本当にグルメ通なのがよくわかりますね。(筆者)

鮨屋のマナー

渡部さん曰く、鮨屋さんでみんなよく間違っていることが多いそうです。

「基本的に金属のベルトとかアクセサリーはダメ」

「神聖なるカウンターなので」

符丁を使うのもいけないとのこと。
※ 仲間うちだけに通用する言葉

「アガリくださいとか、おあいそとかはダメ」

知っているふりをしないのが鮨屋でのマナーというわけですね。
どうしても、ついつい 符丁を使ってしまうのではないでしょうか?(筆者)

マグロを食べる。

「大トロって筋がある」

「筋をも旨味に変えているんですよ」

剣先イカ(富山・氷見産)、コハダ(佐賀産)、アジ(富山・氷見産)を食べる。

「氷見の魚の扱いはほんとに」

富山県氷見市は金沢の隣県ということもあり、氷見の港から金沢へ新鮮な魚が毎日運ばれています。(筆者)

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川端の湯宿 滝亭

https://www.instagram.com/p/B1tCAX-JdYw/?utm_source=ig_web_copy_link

金沢の奥座敷にある温泉宿で、渡部さんが奥さんと二人で訪れたことがある宿です。

露店風呂の温泉に入りながら、

「ここが僕のアナザースカイ、金沢です」

今田さん、

「いらんいらんいらん」

「撮るべきものが違う」

露天風呂に入りながらの決めセリフは、定番過ぎますよね。(筆者)

片折

出典:kataori.jp

「去年、日本全国でみてもMVP級にみんなが褒めた店」

「金沢の旅の目的がこの店になったくらい」

「ここ1年で1番話題になったかもしれない」

2018年5月オープン。

カウンターが6席のみ。

金沢の伝統野菜のヘタ紫なすと福井県産のウニ。

採りたてのをサッと揚げて皮をむいた後に、ウニを乗せる。

「なすの甘さとウニの甘さが合いますね」

店主曰く、

「なすがみずみずしいので、種が全然当たらない」

ヘタ紫なすを金沢で作っている人が2人しかいないそうです。
地元の人の口に入らない貴重な野菜です。(筆者)

料理の水は金沢にある山の湧き水を使っていて、

「それを使うようになってから、出汁が良いふうにでるようになった」そうです。

渡部さん、

「片折さんは、出汁がものすごい評判なんですよね」

出典:kataori.jp

あわび(石川・能登産)を食べる。

「透けてますねお皿がみごとに」

「この薄さなのにもっちり感がありますね」

初めて出会う、キャベツとのどぐろ。

「キャベツと一緒に食べたことがない」

「のどぐろにしっかり脂があるから、このぐらいの味付けでもいい」

店主のいう通り、『とんかつ風のどぐろ料理』なので、脂の味がキャベツと合うのでしょう。(筆者)

今田さん、

「見ているだけでインパクトが」

「この6席というのもこだわりでしょうね」

渡部さん、

「出世なさって、どんどん自分の店を狭くしていくパターンが多いですよね」

「自分の目の届くところで完璧にしたいから、座席数が減っていく」

プロの料理人が目指すところは、究極にはお客と1対1のお店なのかもしれませんね。(筆者)

SHOKUDO YArn

出典:shokudo-yarn.com

金沢から車で30分の小松市に一風変わったレストランがあります。

渡部さん、

「ずっと来たかった、去年ぐらいから話題になってたんですよ」

昔は撚糸工場として使われていた建物をリノベーション。

店舗の中心には植えられた樹齢200年のオリーブの木を囲んで食べます。

https://www.instagram.com/p/B1vm7i7p0GJ/?utm_source=ig_web_copy_link

イタリアとスペインで修業した夫婦が、北陸の食材を使った革新的な料理を提供。

そこに出てきたのが、

『朝採り炭火焼きトウモロコシ』

とうもろこしを炭火で焼いて、スプーンで食べる。

渡部さんがスプーンを入れると、

「あっ、えっ、どういうこと?」

「ムースなんだこれ」

どうみても、屋台で売っているような焼きとうもろこしなのに、中身はムースです。
型に材料を入れて作る。
意外性の料理ということで、まさに革新的という表現はピッタリですね。(筆者)

『Are you wild No.2k*』という料理がでてくると、

それは鮎の南蛮漬けでした。

鮎(Are you) 野生(wild) 南蛮漬け(No.2k*)

というわけです。

料理名だけでは、全く予想できないものが出てくるので、食べる楽しみを盛り上げてくれます。
このお店が話題になるのもわかるような気がしますね。(筆者)

渡部さんが頭からガッツリ食べると、

「パリッがあって、身の柔らかさがあって、美味しい」

今田さんがお店の雰囲気に感動した様子。

「グルメの映画とか、セットみたいや」

元は撚糸工場で中が広いのため、店内はアレンジしやすかったのでしょう。(筆者)

出典:shokudo-yarn.com

今田さんがアシスタントのアリスさんに、

「金沢で撮影とか、2週間金沢におらなあかんとかやったら、大喜びやな」

広瀬さん、

「いいお店知ってるけど」

つい自慢したくなるほどです。

それだけ金沢にはグルメの人気店が集中しているわけですね。(筆者)

夫婦間

今田さん、

「ご夫婦の店が2軒やね」

「奥様と周ったらめっちゃいいやん」

ここで今田さんが、渡部さんの夫婦関係についてすかさず質問。

「1番結婚してから怒られって何?」

妻から怒られたのは?

「全録のハードディスクを全消去したことがある」

過去の2人の映像が入ってたハードディスクだったそうです。

「死ぬほど怒られた」

「死ぬほど誤りました」

渡部さんの奥さんにとって一生の思い出が詰まっていたハードディスクだったわけです。
奥さんが怒るのもわかりますね。(筆者)

食べ歩き初期のお鮨屋さん

出典:ameblo.jp/watabearuki

出典:ameblo.jp/watabearuki

渡部さんが食べ歩きを始めた頃、金沢でお世話になったお鮨屋さんの仏壇にお参り。

ご主人が昨年亡くなられ、どうしても来たかった場所が『太平(たへい)寿し』

食べ歩きの先に、人に会いに行くのを教えてくれたのが、この太平寿しの大将だったそうです。
渡部建さんにとって、自分の将来に大きな影響を与えてくれた人であることは、間違いありませんね。(筆者)

お店で名刺代わりとなっているアワビを注文。

シャリとアワビの卵を混ぜる。

今田さん、

「なかなかみたことないですね、こんなの」

太平寿しの大将オリジナルだったそうで、見た目も味も他にはないもの。
渡部さんが、「言葉が無い」というのがわかる気がします。(筆者)

そして、肉厚極まる『とり貝』を食べる。

「うぉー、美味い」

食運

「今日はとり貝に出会えた」

「一期一会な感じ」

「食運みたいな言い方をする」

グルメ通にとって、今日しか会えない食に出会えるのは運命というわけです。
本当に美味しいものを食べることは、正に真剣勝負なんですね。(筆者)

渡部建さん曰く、「運はむちゃくちゃある」。

「物事に真摯に向き合っていると、運が下りてくる感じがしますけどね」

運はやってくるものではなくて、つかみ取るもの、と言われる理由もそこにあるのでしょう。
しっかり前を向いてブレないことで、運を逃さなくなるのは、分かる気がします。(筆者)

渡部さんは、アンジャッシュが人気を得ていた頃、『エンタの神様』の前の2003年から2004年で、やっと暮らせるようになったそうです。

その後3年くらいしたら、仕事がなくなって、そこから苦しい日々が続いたとのこと。
ちょうど、お笑いブームが終焉を向かえるころで、アンジャッシュの人気も下降気味になったころです。

その時は売れる前よりも苦しかったのはないでしょうか?
調子が出て思い通りに行った後の下り坂ですから、どうしようもない虚しさを感じたでことしょう。(筆者)

そこで、波を待つのではなく、自分からやるようになり、

「日本夜景観賞士試験を広告でみて受けてみよう」

「その資格をとったら、その後1年間で30社位の仕事があった」

「ちょっと光が見えて、これだ!と思った」

日本おさかな検定やダイエット検定を取って、その後に始めたのが食べ歩き。

グルメ番組で偉そうに料理を語っている自分に、ふと気づいたことがあった。

10軒行って評価するのでなく、1000軒行って評価したほうが説得力がある。

確かに経験が多いほど、目利きの力が付きますから、渡部さんの言うことは、ごく当たり前です。
でも、それは普通の人には簡単にできないからこそ、価値があるんでしょうね。(筆者)

https://www.instagram.com/p/B1yNJvxJuBW/?utm_source=ig_web_copy_link

アナザースカイの発端

そうなると、予約困難なお店へ行くには、何ヶ月か先にスケジュールを入れないといけなくなる。

そこから、「飲食店予約優先スケジュールを始めた」とのことです。

今田さん、

「若手芸人にはご法度ですよ」

仕事が入っているのに、食事の予約を優先したら、当然事務所から怒られます。

でも、「何年後かに還元するから」と言って、食事を優先した。

そこで日本全国を周るようになり、金沢にもよく来た。

これが今の渡部さんを作り出した原点ではないでしょうか?
今田さんが「先をみているわ」と言うのは正しいと思います。
自分への投資(勉強や経験)を優先したからこそ、今に至っているわけです。(筆者)

金沢の職人のひたむきさと斬新さに打たれ、仕事へのスタンスが変わった。

画像:兼六園(筆者撮影)

番組の中でどう目立つかではなく、番組全体を届ける一端を担う。

「僕が視聴者の皆さんから面白いと思われるよりも、かき氷が美味しいと思われたほうが番組のため」

「あのとき、自分から動かないと何も始まらなかった」

「真摯に取り組まなければ、何もなかった」

渡部建さんにとって、自分が目立たたない食べ歩きは、間違っていなかった、正しかったわけです。(筆者)

そして、食べ歩き旅行の楽しさを教えてくれた場所が金沢。

金沢は正に、渡部建さんのアナザースカイです。

番組で流れた曲(BGM)

番組の中で流れた曲の中で、カッコいい曲をご紹介します。

Cody Simpson – Got Me Good

Birdy – Skinny Love

渡部建さんの動画をみる

アナザースカイⅡにリニューアルされてから、
日テレ無料TADA! by 日テレオンデマンド (放送後1週間)と
hulu(フールー) で視聴できるようになりました。
リニューアル前のアナザースカイでは、見逃しても予約録画して観る方法しかありませんでした。
アナザースカイを毎週か欠かさず観ている視聴者には朗報です。
いつでも見られるのは便利ですね。

放送後1週間を過ぎた渡部建さんの番組を視聴するには、hulu(フールー)があります。
huluでは、無料トライアル期間があるので、それを利用してみるという方法もありますね。

見逃したときについて

コチラで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
→ アナザースカイの再放送はあるのか?動画で視聴可能!

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金沢市プロモーションムービー COLOR THEORY FOR KANAZAWA

https://www.instagram.com/p/B0UqF3BgVU3/?utm_source=ig_web_copy_link



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