今田さんがお手本
今回は、ウエンツ瑛士さんが1年半過ごしたイギリスと、3年後の自分についても語ってくれました。
MCの今田耕司さん、
「大人になったな、見た目も」
「(イギリスから)帰ってきてどれくらい?」
ウェンツさん、
「帰ってきて3か月ぐらいですかね」
MCの広瀬アリスさん、
「今田さんとウェンツさんは、プライベートでは結構お会いとかするんですか?」
ウェンツさん、
「僕がデビューして10代の16(歳)、17(歳)からの、僕の基礎を作ってくれた(のが今田さん)」
「事あるごとにインタビューでは、『今田さんみたいな先輩になりたい』って」
今田さん、
「ええ経験したやろな、この1年半は!?」
イギリスに暮らした1年半は、ウエンツ瑛士さんにとって一生の宝物となった、その中身はどんなものだったのでしょうか?そして、今田耕司さんを尊敬しているウエンツさんが成長したのを、今田耕司さんはとても喜んでいる様子です(筆者)
プロフィール
ウエンツ瑛士
ウエンツ えいじ
1985年10月8日生まれ
バラエティタレント、俳優
東京都出身
父親はドイツ系アメリカ人、母親は日本人。
4歳からモデルとして活躍。
イギリスでの一歩
イギリスへ渡り、3か月目から借りた家が築140年ぐらい。
日本から考えると不便なものでも、それを楽しんだウエンツさん。
イギリスを選んだ理由とは?
今田さん、
「エンターテインメントで留学やったらロスとか、舞台やったらニューヨークとか」
ウエンツさん、
「演劇って言ったら僕の中でイギリスのイメージが凄い強くて」
「どっちかというと、アメリカとか、ニューヨークなんか、ショーみたいな、パフォーマンスっていう」
「なんかちょっとこう、沸々としたものを出すとみたいなのが、イギリスのイメージがあって、そこに惹かれたっていうのが、一番大きかったですね」
今田さん、
「おいらもアナザースカイで初めてロンドン行って、良かったわ~」
イギリス、ロンドンの演劇を直接感じて、それを将来の自分のために役立てようとする、ウエンツさんの熱い思いが伝わってきます。(筆者)

イギリスを訪れたゲストたち
アナザースカイでイギリスを訪れたゲストたちを振り返って、イギリスの魅力を感じてみましょう。
筆者も昔イギリスで暮らした経験があるので、その時の思い出を振り返ることができる番組となりました。(筆者)
森田恭通
ロンドンには年に数回訪れる。(2013年)
森田恭通
もりた やすみち
1967年12月19日生まれ
インテリアデザイナー
大阪府出身

見たかったのがバンクシーの落書き。
生のバンクシーに会いたい。
※バンクシー(Banksy)
イギリスの匿名アーティスト(路上芸術家)
<< https://www.banksy.co.uk/ >>
森田さん、
「正統派とアウトロー派が、ものすごく同じ土俵で戦っているのが面白いですね」
アートなのか?それとも、そうでないのか?という、境目が曖昧(のりしろみたいな)な部分があるからこそ、そこに人は惹きつけられるのかもしれませんね。(筆者)
香川照之
パブでビールを飲んで一言。(2014年)
「好きだね、ロンドン」
香川さんが言うと、風格のあるロンドンに更に重みが増したように感じられます。(筆者)
香川照之
かがわ てるゆき
1965年12月7日生まれ
東京都出身
俳優、歌舞伎役
世界最古の動物園(London Zoo)を訪れる。
動物好きな香川さん曰く、
「(動物たちは)自分の意志で動いてる、演技をしてない生物が好きなんですよ」
「本能のままじゃないですか」
特に昆虫が好き。
香川さん、
「人間、飢えてなきゃだめなんだなっていうのを、カマキリを通じて勉強したんですね」
藤木直人
藤木さんにとって、イギリスが初めての海外、そして、20年後、蜷川幸雄の舞台に立った。
その時の思いを語ってくれました。(2015年)
海辺のカフカ
※村上春樹の長編小説を蜷川幸雄が舞台化

「自分なんかができるのかな?みたいな、そいいう思いもありましたけど」
「これはチャンスなのかなと思って」
「初日のカーテンコールは、今特別なことが起こっているんだみたいな、そういうわくわく感みたいなのはみんな持ってたし」
「スペシャルな経験だったろうと思って」
藤木直人
ふじき なおひと
1972年7月19日生まれ
俳優、歌手
自分には無理だと思い込んでしまうと、自分で自分にブレーキをかけてしまうことになります。そのことに気付けるかどうか?で、人生の歩み方が違ってくるのではないでしょうか?(筆者)
中条あやみ
ヨークシャー州ハルにある祖父母の家を訪れた。(2016年)
中条あやみ
なかじょう あやみ
1997年2月4日生まれ
ファッションモデル、女優
アナザースカイのアシスタントを務めた(2016年10月 – 2019年3月)。
父がイギリス人、母が日本人。
父はイギリス、ヨークシャー出身。
10年ぶりに会ったらすぐに泣き出す。
今田さん、
「遠いのよ、イギリスの中でも、なかなかやっぱり行けなくて」
曾祖母に会い、「突き進め、駆け上がれ」という言葉を聴いて、くじけずに生きること学んだ。
家族の愛情にたっぷり包まれていると、自然に笑顔になれるのがいいですね。(筆者)
斎藤司
ロンドン西部のイーリング・コモンで暮らす斎藤司さんの妹と甥に会う。(2017年)
※イーリング・コモンは日本人コミュニティとして有名な地区。

甥っ子にお年玉をあげる約束をして、自分はロンドンの買い物で70万円位使ってきたことを暴露。
妹さんからは「貯金してよ~」と言われて苦笑い。
海外で思いっきり買い物をしたくなったのでしょう。海外旅行の楽しみの一つですね。(筆者)
斎藤司
さいとう つかさ
1979年2月15日生まれ
神奈川県横浜市出身
お笑いタレント、お笑いコンビ・トレンディエンジェル。
伊達公子
思い出の地、ウインブルドンを訪れた。(2018年)
25歳で引退、そして、37歳で復帰。
「1stキャリアの時は、トップ10を目標にひたすら駆け上っていくだけで、人間らしさというものは感じなかった」
「(2ndキャリアでは)180度変わりました、楽しくなってましたね」
「テニスをする人たちがもっと多くなって、スポーツを好きになってもらうきっかけになるために、環境を整えていくことができたら一番いいなとは、思ってます。
伊達公子
だて きみこ
1970年9月28日生まれ
京都府京都市出身
女子プロテニス選手。
テニス界の更なる発展のために、自分ができることをやれるだけやっていく、という気持が強く伝わってきます。自分の世界だけでなく、周囲にも影響を与えられる存在もまた、アナザースカイなのではないでしょうか?(筆者)
齋藤飛鳥
ロンドンにはまり、人生初のビールを飲む。(2019年)
<< アナザースカイ 齋藤飛鳥、人生初のビールの味は?、ロンドン、2019.03.08放送 >>
筆者が生まれて初めてビールを飲んだとき、「何でこれが美味いのか?」というのが素朴が気持ちでした。あれから何十年経って、いつのまにか「う~ん、美味い!」と、うなってしまう自分に人生のアナザースカイを感じてしまいます。(筆者)
水卜麻美アナ
大好きなビートルズの聖地を訪れ、そして食べまくった。
「朝ごはんから妥協したくないんですよね」
「人生で食べられる食事って限られてるじゃないですか」
<< アナザースカイⅡ 水卜麻美アナウンサー、ビートルズと共に生きる、イギリス、2010.03.27放送 >>
実は、ウエンツさんが水卜アナと一緒にごはん食べた。
ごはんに妥協しない水卜アナと、イギリス料理で唯一ミシュランを取った店に行ったとのこと。
美味しいものには目がない水卜アナのために、ミシュランのお店を予約して行ったのでしょう。ウエンツさんの思いやりが伝わってくるようです。(筆者)
イギリスにホームシック
今田さん、
「でもどう、イギリス特集観てて、帰りたくなったりとか?」
ウエンツさん、
「ちょっと正直(帰りたいと)思いますね」
「今だったらもっとこうしたいなって、思うこともいっぱいありますし」
今田さん、
「いや、早ない!?(日本に)帰ってきて数か月よ」
「(日本に)帰ってきて、もう一度こっちで軌道に乗せて、大活躍して、振り返るみたいな人の、コメントみたいな、早いっ!」
ウエンツさん、
「僕は常に主役でいたいんで」
気分はまだイギリスという感じのウエンツ瑛士さんのようで、今すぐにでもイギリスに帰りたい気持ちが伝わってきます。それだけイギリスの居心地がよかったのでしょう。(筆者)
ゼロからの出発
2018年10月、32歳でゼロからの出発だった。
イギリスでは日本語を使わないことを決めて、英語を学び、芝居やミュージカル鑑賞に明け暮れた。
ウエンツさん、
「ロンドンに来て、何度つまずいて、何度転んで」
「ダンスのトレーニングとか含めて、そうすっと一番最初に注意されたのが『首と背中が、こう(斜めに)なっているよ』」
「『どんだけ顔を隠して歩いてきたの?』みたいな、『そっから直さないとダメだよ』」
「『自分は自分だ、と見せるところから始めなさい』って」
ついつい下を向いて歩いてしまう癖がついているからこそ、それを意識して、前をしっかりと向いて歩くことの大切さを学んだことは、ウエンツ瑛士さんにとって大きな成長になったことでしょう。(筆者)
楽しんで、楽しませる
イギリスで教えてもらったこととは?
ウエンツさん、
「あなたはあなたのままでいいんだよ」
「自分の人生がもっと楽しい方がいいでしょって」
裸踊りを披露した。
「最初の3か月ぐらいは、本当に言葉もできなかったんで」
「楽しませたいという気持ちがあるんじゃないですか」
「とにかく俺は君たちのためなら何でもするんだよ」
自分が楽しむことと、人を楽しませることは、「楽しむ」ということでは同じなのではないでしょうか?。楽しむことを最優先することで、人生がより豊かになっていくのでしょう。(筆者)

挑戦する
ウエンツさんはロンドンの小さな劇場で、英語で1時間半の芝居を行った。
演出家、脚本、共演者などを全て、ウエンツさん自身で用意した。
イギリス人のための芝居ということもあり、ウエンツさんは文化の違いを強く感じたことでしょう。(筆者)
ウエンツさん、
「イギリスの方のユーモアもあるし、イギリスだとこのテンポでいかな?、ここで笑いは取れないよ!とか」
「(セリフが)とんだ時にアドリブが出てこないのは分かってるから」
「相手がセリフとばすこともあるし、その時に何か自分の役柄に沿ったアドリブの英語を入れて、そこ(芝居)に入るとか」
全て英語で、しかもユーモアを交えたセリフを相手のアドリブに合わせで話す、というのは英語がペラペラでないとできないのに、それをやり遂げたウエンツ瑛士さんは大きく成長したに違いありません。これこそアナザースカイと言えるでしょう。(筆者)
イギリスは終わってない
ウエンツさんのロンドンにおける演劇界への挑戦はこれから。
オーディションを受けている途中で、エージェントも決まっていない中で、スタートラインに立っている。
セブンシスターズ
ドーバー海峡にある石灰岩の白い巨大な壁。

ウエンツさん、
「俺絶対、3年後、アナザースカイで、1000ポンドの崖(セブンシスターズ)へ行きますから」
「(そこで)撮影するには1000ポンド(約13万円)の撮影料がいるんですよ」
※火曜サプライズでロケをしたときの、予算がなくて撮影できなかった。
「(ロケ隊から)手前のこの景色で勘弁してくれって言われて」
「俺は絶対(1000ポンドを)払いたくなる人間になって、ここでアナザースカイをやるっていう決意をした」
今田さん、
「ここが僕のアナザースカイ(タイトルコール)を言いにいくのは?」
イギリスに行ってない!?
今田耕司さんがいつもの番組最後にある質問をすると、意外な展開に。
今田さん、
「ウエンツ瑛士さんにとってイギリスはどんな場所でしょうか?」
ウエンツさん、
「ちょっとご相談なんですけど、これ言わなくてもいいですか?」
今田さん、
「3年後ね」
「僕まだ(イギリスに)行ってない、その感じじゃない
「(答えを)取っといていいですか?」
今田さん、
「なるほど、安い」
「取っといていいですかの展開がまた、ウエンツらしい」
「3年後聴いてみたい」
ウエンツさん、
「その時とびきりのワード出てきますから、待ってて下さい、今田さん」
アナザースカイへの再出演を決意しているウエンツ瑛士さんの次回?が楽しみです。
番組で流れた曲(BGM)
イギリスでゼロからスタートする時の不安と、リフレッシュな気分が混じった曲をご紹介します。
Keane – Bend & Break
Grouplove – Lovely Cup
blink-182 – Happy Days
James Blunt – You’re Beautiful
Lily Allen | Smile
見逃したときについて
こちらで、見逃したときにどうすればよいか?を説明しています。
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