洋楽が中心
(2020.06.15更新)
日本テレビ系列で毎週金曜23時に放送されている「アナザースカイⅡ」で流れる挿入歌がおしゃれですよね。
「アナザースカイⅡ」になる前の「アナザースカイ」の時から、様々な分野で第一線で活躍している人をゲストに招き、その人が刺激を受けた海外の場所でロケをしています。
アナザースカイⅡになってからは海外ロケだけでなく、国内ロケも増えてきても、挿入歌は洋楽が中心になっています。しかもノリのいい曲ばかりですね。
ちなみに、番組の中でゲストが体験することや、発する言葉がとても重いものだったりします。というのも、各ゲストのアナザースカイは人生において重要なポイントでもあるからです。
そこがこの番組の目指すところなので、絶対にはずせませんよね。
特に、重要な場面のとき軽快なBGMではなくて、その雰囲気に合わせた曲でないといけません。
音楽には人の気持ちを左右する重要な要素がありますから、挿入歌・BGMはその場面の雰囲気に合わせる必要があります。
そういう観点からしても、洋楽が中心に選ばれているようですね。

人生を掘り下げる
アナザースカイⅡは、各ゲストの興味深い人生を紹介し、ターニングポイントを掘り下げていく番組でもあります。
生き方や考え方が変わった瞬間に光を当てること、それによってその後の人生が大きく変わったことなどは、軽いテーマではありませんよね。
なので、もしも挿入歌が荘厳なクラシック音楽だったりしたら、深刻なドラマや映画のようなテーマになってしまうかもしれません。
そうなると、金曜の夜にみる番組ではなくなってしまいます。
番組としてはリラックスるできるものを目指しているので、挿入歌・BGMも軽快な洋楽を選んで、気楽にゲストの人生観を楽しんでもらえるようにしているのです。

スタッフの趣味
アナザースカイⅡを観ている人の中で、挿入歌・BGMが好きで観ているという人は少なくないと思います。
1週間の疲れを癒す金曜夜の番組で、心地よい音楽が流れてくれば、それだけでもホッとリラックスできます。
なので、曲選びも結構大変だと思います。
アナザースカイⅡの挿入歌・BGMを選んでいるスタッフとしても、視聴者の気分をリラックスさせる曲選びが求められます。
番組を観てゆっくりと休んで、週末を楽しめるようにするための曲でないといけません。
しかも、ロケは海外だけでなく、国内もあるので、洋楽中心でありながら、日本の曲もを流さないと映像と合わなくなってしまいます。
さらに、曲の歌詞は重要ではなくて、メロディーが重要になってきます。
このような条件に合った曲選びが要求されるというわけです。
スタッフの趣味が番組の趣旨と一致していないといけないので、選曲にかなり苦労するのではないでしょうか?

かっこいい曲だらけ
「今週も仕事が終わった~、フ~」というときに、聴きたい音楽はどんなものでしょうか?
思いっきりノリノリというよりは、ちょっとリラックスできて、それでいてリズム感がある曲がいいですよね。
とはいうものの、かっこいい曲でないといけません。
リラックスできるんだったらフュージョンがメインになります。でも、フュージョンだとリズム感がありません。
フュージョン的でありながら、ポップなリズムがある曲がいいですよね。そういう曲には、かっこいいものが多いのではないでしょうか・・・。
洋楽にはこのような曲がたくさんありますから、必然的にアナザースカイで流れるかっこいい曲は洋楽中心になってくるというわけです。

スタッフの選曲が左右する
アナザースカイⅡについての書き込みを読んでいると、
「アナザースカイの音楽担当と友達になりたい」
「アナザースカイの音楽かっこいいぞくぞくする」
「アナザースカイの音楽担当の人いいと思う」
というのが目立ちます。
これらを読んでいると、アナザースカイⅡが「アナザースカイ」の頃から10年も続いてきた理由として、挿入歌・BGMが大きな役割を果たしてきたとも言えますね。
挿入歌・BGMの存在が番組を左右することになるというのも、夜の番組の特徴かもしれません。
特に、金曜の夜ともなれば、その時間帯自体がいい気分になっているわけです。なので、その気分を損なわないで、更にリラックスさせないといけません。
曲選びには慎重にも慎重を期す必要がありますね。
スポンサーの音楽も重要
民放なのでスポンサーの影響も大きいですよね。CMが番組の雰囲気と合っているかどうか?もとても重要です。
特に、アナザースカイⅡの場合、先ほど書いた通り、番組の中での音楽の存在は大きいです。
なので、CMで流れる音楽も番組の延長線上にあると考えれば、CM曲も影響してくるでしょう。もちろん、CM自体は番組に合わせて作っているのでありませんけど・・・。
となると、CM音楽が番組とマッチングしているかどうかは、相性というか運ということになります。
視聴者は意外と、番組の雰囲気とCMの相性を無意識のうちに感じ取っているものです。
ちなみに、アナザースカイの頃のスポンサーはJT一本でしたが、今はその都度違ってきています。
JTのCMは基本的に穏やかなシーンが多いイメージがありましたね。CMで流れる音楽もよかったのではないでしょうか?
最近は複数のスポンサーのCMが流れるので、それぞれのCMが番組の挿入歌とマッチングするのはありえないことです。
それでも、番組の雰囲気が保たれているわけですから、いいCMが流れているということになりますね。

ナレーションもかっこいい
アナザースカイのナレーションは、バッキー木場(こば)さんです。低音の響きが素敵なナレーションで、かっこいいですよね。
バッキー木場さんのナレーションを聴いていると、なんとなく気分が落ち着いてしまいます。
番組の中でゲストが盛り上がっているシーンでも、金曜の夜のリラックスムードを壊さないように、バリトン調の声でゆったりと語ってくれています。
「それがたまらなくいい!」という視聴者もたくさんいます。
特に、MCの今田耕司さんのお笑い的なおしゃべりがあっても、ナレーションでそれをまろやかに包みこんでくれます。
このナレーションあってのアナザースカイⅡと言っても過言ではないのではないでしょうか?

ゲスト・MC・挿入歌・BGM・ナレーション
アナザースカイⅡは、ゲストたちが第二のふるさととなる海外の場所へ行き、そこで人生を振り返ったり、新しい自分を発見したりするというのがメインテーマです。
見方によってはとても重いテーマでもありますよね。なにしろ人生を語るわですから・・・。
ただ番組としては、ポジティブな自分を見つめて、更に前に進んでいきましょう!という内容なので、それに合わせた挿入歌・BGMやナレーションが必要になってきます。
しかも、何度も言うようですが、金曜の夜という時間帯を考えると、重いテーマだけど、軽い気分で観ていられることが大事です。
ゲストとMCのトークはできるだけ軽めで笑えるもので、音楽も軽快なものになっています。そこに落ち着いたナレーションが付くわけですから、視聴者がアナザースカイⅡから離れられないのも分かるような気がしますね。

番組と洋楽
海外ロケの場合は、特に洋楽で海外気分を盛り上げてくれないといけません。
海外のきれいな場所や賑やかな場所など、番組では日本では味わえない雰囲気を映像から感じ取れるように工夫されています。
日本にいて海外を感じるには音楽の役割は大きいですよね。
洋楽が挿入歌・BGMになっているからこそ、アナザースカイⅡの視聴者はより海外を感じられるのではないでしょうか?
テレビを観ながら、お酒を飲みながら、リズムに合わせて体を揺らしたりしながら番組を楽しんでいる視聴者はたくさんいることでしょう。
ゲストの人生感に感動して、音楽で気分がよくなって、週末を楽しめる雰囲気にしてくれる番組は意外と少ないかもしれません。
そういう点からしても、アナザースカイⅡが今後もずっと続いていってほしいですね。
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